英二
そんなことはないだろ!
英二
絶対にそんなことはない!
アッシュ
っ、!!
英二
疲れたなら、苦しいなら、銃なんか待たなくていい.
英二
逃げたって誰も君を責める人もいないし、誰にも君を傷つける権利はない!
英二が深く呼吸をした.
英二
少なくともどうなったった僕は君の味方だ!銃しか持てないなんて自分を乏しめる事を言っちゃだめだ!
アッシュ
…….
英二
日本に行こう、アッシュㅎㅎ
アッシュ
ッ……!
英二
全部終わったら、一緒に行こう.
アッシュ
ー…!!
英二
2度目だぞ?お兄ちゃんの言うことが聞けないのか?ㅎ
ずっと ずっと考えていた. 俺は何故兄さんの家に帰れなかったのか.誰もいないアパートに自然と足が向かっていたのか.
アッシュ
お兄ちゃんにはほんとに敵わねぇな…ㅎ
英二
だろ?ㅎ
アッシュ
俺は…俺はお前がいないと
生きていけない.
生きていけない.
英二
……!!
英二
…そっか.
英二も驚いたらしい. 耳がほのかに赤い.
英二
それなら仕方ないなぁㅎㅎ
嘘をつくのが下手なお兄ちゃんは、 頭を何度も掻いた.
アッシュ
ㅎㅎㅎ
英二
ッ、なんだよ!///
なんか言いたげだな!
たまには兄貴ぶらせろよ、
なんか言いたげだな!
たまには兄貴ぶらせろよ、
俺は英二を抱きしめる.
アッシュ
ありがとう、英二.
英二
それは僕のセリフだよ.アッシュ.
君を連れ去る全ての運命から、 今までに、そしてこれからも これほどまでに幸せを願った人はいない.
シン
お取り込み中悪いんだけど?ㅎㅎ
シンがニヤつきながら扉の前で腕を組んでいた.
英二
ッ//////
アッシュ
あ、/////
シン
若様がお呼びだぜ?ㅎ
シン
じゃㅎ
シンは軽やかな足取りでその場を後にした.
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