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・ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・大学生・吸血鬼パロ ・人間×吸血鬼 ・短い ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
以下本編 83タップ
テレビから流れる特集に目をやる。
今の時間帯は「秘密の暴露」というものをやっているようだ。
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緑がかった青色の眼をこちらに向けてくる。
いつになく彼は真剣にテレビを見ていた。
おふざけで返すのは今の彼に失礼だろう。
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秘密があることで嫌な顔をするかと思ったが、彼は「秘密があるのは当然」という顔をしている。
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俺からしたら「フェチが言えない」なんて可愛いものだ。
それ以上のことを彼にも隠している。
この秘密を晒した時、彼はどんな顔をするのだろうか。
俺に軽蔑するだろうか。
幸せになれた今を手放したくないからと理由をつけて秘密を言うのを恐れていた。
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優しく微笑む彼を見て罪悪感を抱いた。
この先も罪悪感から逃げ続けるのか。
そんなこと俺には出来ない。
皿洗いを早くに終わらせて、ぶるっくの前に座る。
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鼓動が大きく聴こえている気がする。
彼からの言葉はまだ無い。
今どんな顔をしているのか見れない。
ずっと隠し続けていた俺に失望しているだろうか。
震えそうになる声を抑える為に唾を飲み込んで立ち上がる。
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ぶるっくが俺の腕を掴み、引き寄せる。
大きい体に包まれた。
頭をポンポンと撫でられて、背中を落ち着かせるように優しく擦られる。
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本当に変わった人だ。
恋人が吸血鬼だって知ったら普通は気持ち悪いと思うのに。
彼を信じきれなかった悔しさと彼の優しさに涙が出てくる。
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大袈裟な彼に笑ってしまう。
彼は「えぇ?!」と驚いている。
彼の方に顔を向けると目が合った。
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ぶるっくは俺を持ち上げてソファに座る。
シャツを少しずらして首筋を晒した。
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歯を尖らせて、彼の綺麗な首筋に噛み付く。
そのままジュースを飲むように喉を動かすと、初めての血の味がした。
飲み過ぎるとぶるっくが貧血になってしまうので、十秒くらいで口を離す。
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彼はまた俺を甘やかす。
何年経っても慣れない感覚だ。
でも、不快感は一切無い。
自分を肯定しづらい俺にとって、褒めてくれるぶるっくの存在はありがたいから。
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傍から見ればバカップルに見えるやり取りを何度も交わして、口付けをする。
こんな自分を受け入れてくれた彼に最大の愛を与えていきたい。