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莉犬とどぬ可愛すぎ…あ…꒰ঌ(っ˘꒳˘c)໒꒱尊死
楽しみぃ~
りと
りと
どぬく
りと
侍従(りおん)
侍従(りおん)
銀髪の男は一つ礼をして扉へと向かう。
部屋を出ていく時に
侍従(りおん)
と見られた気がするが、 その視線は値踏みするような、 警戒するようなもので、 どぬくはもはや慣れたものだった。
まぁ…そうだろうね。
こんなお金持ちの傍に、 何処から来たかも分からない俺みたいなのが いたら警戒もするよね……
仮に知らない土地に来たとして、 簡単に自分の扱いなど変わるはずない。
そう自嘲していると、 横からもふが話しかけてきた。
もふ
もふ
もふ
どぬく
言われて顔を上げる。
見ると湯気の立つ美味しそうな食事が目の前に並べられている。
それを見た瞬間、また腹の虫が鳴いた。
……そういえば、お昼ご飯を食べる前に階段にから落ちたんだよね。
最近は食欲もなくてあんまり食べてなかったし…
どぬく
っとご馳走を前にあふれる唾液を飲み込む。
けれど勝手に手を付けていいものか、 それとも"殿下"が食べ始めるまで自分は食べて 行けないんじゃないか。
あれこれ考えていると先にもふが動いた。
彼はどうやらカチャカチャと肉を切り分け皿に盛っている。
甲斐甲斐しく、 周りにある野菜なども一通り取り分けると、 皿をどぬくの前に置いた。
もふ
どぬく
もふ
もふ
ズイっともふが近づく
もふ
どぬく
どぬく
どぬく
どぬく
もふ
もふ
グイッと皿をこちらに差し出され、 さらにフォークを握らされてはもう抵抗する気も起きない。
というか、 それ以上に空腹に耐え兼ねてたので、 どぬくは素直に差し出されたものに手を伸ばした。
どぬく
脂が乗った肉は鳥だろうか。
口に入れると、 柔らかい身がまるで溶けてしまうかのように 口に拡がっていく。
どぬく
空腹時にこんな美味しいものを口にしてしまうと、 いよいよどぬくの口は止まらなくなる。
近頃めっきり減っていた食欲が復活したように、 どぬくはパクパクと食べ始める。
この間もふは、黙ってその様子を見ていた。
次第にお腹が膨れ空腹が落ち着き、 どぬくはフォークを置いた。
どぬく
どぬく
まだオドオドとはしているが、 それでもしっかりと瞳を見ながら伝える。
すると、 少しだけ彼が微笑んだように見えた。
もふ
もふ
もふ
どぬくに目を向けたままもふは言った。
その直後、
侍従(りおん)
と言う声が聞こえたかと思うと、 りおんと呼ばれた銀髪の彼と、 その後ろにいるいくらか白髪の交じった、 けれども決して老いていない男性が続いて入ってきた。
侍従(りおん)
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
宰相と呼ばれた男性は恭しく礼をとり、 ちらりとどぬくに視線を向けたあとまっすぐ もふのことを見た。
もふ
もふ
チャンツネット宰相
もふ
もふ
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
もふ
もふ
もふ
チャンツネット宰相
どぬく
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
どぬく
チャンツネット宰相
どぬく
チャンツネット宰相
どぬく
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
どぬく
どぬく
どぬく
まるで責められてるようだった。
自分には身に覚えがない事なのに、 何故そんなに問い詰めて来るのだろう。
じわりと目尻に涙が浮かぶ。
見られたくなくて下を向き、 零れてしまわないよう唇を噛む。
どぬく
俯いた視界にふわふわと何かが映り込む。
それは自分が倒れていた"精霊の森"で出会った、 あの光精霊だった。
精霊は優しくどぬくの頬にすり寄る。 その小さな温もりに少しだけ落ち着いた
もふ
もふ
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
もふ
もふ
もふ
もふ
チャンツネット宰相
なんだそれは、とどぬくは思った。
神子ってあれ?
赤い装束で神社に居る?
いつの間にか頬を離れ、 空中でクルクルと楽しそうに踊っている精霊を 見ながら首を捻る。
チャンツネット宰相
もふ
もふ
もふ
もふ
もふ
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
チャンツネット宰相
どぬく
依然としてどぬくの事を不審者だと思っている様子の宰相 シーツィー・チャンツネットに、 どぬくも眉根も寄り不機嫌な様子を露わにする。
りと
りと
りと
莉犬
どぬく
莉犬
どぬく
りと
もふ
りと
りと
りと
もふ