紫乃歌
紫乃歌
紫乃歌
紫乃歌
紫乃歌
紫乃歌
⚠️attention⚠️ ・桃青、赤組 ・1人だけ登場致しません... ・切ない系 ・キャラめっちゃ変わるかも ・長編 ・雑&下手
紫乃歌
紫乃歌
紫乃歌
紫乃歌
ない🐶
ない🐶
屋台の人
ヨーヨーの屋台を出している人が 声を掛けてきた
...でも大人にしては身長が低いから
この屋台を出している人の子供だろう
ない🐶
屋台の人
ない🐶
屋台の人
屋台の人
そう言った彼の手には俺の欲しがっていた桃色のヨーヨーが握られていた
屋台の人
ない🐶
屋台の人
指さされた方を見ると
そこには青色のヨーヨーがあった
ない🐶
屋台の人
ない🐶
屋台の人
ない🐶
俺が満面の笑みで言うと彼は
少し頬を赤らめて笑っていた
ない🐶
ない🐶
目を覚ますとすぐに
畳の上に敷かれていた布団を 畳む作業に取り掛かった
ない🐶
ない🐶
コンコンコン
突然、部屋をノックする音が聞こえてきた
?
聞き慣れた声に反応する
この声は...
ない🐶
悠🦁
悠🦁
悠🦁
呆れたような目で見てくるアニキ
ない🐶
悠🦁
悠🦁
ない🐶
トコトコトコ
ない🐶
モグモグモグ
誰も居ない静かな部屋で 1人でご飯を食べる
今はもう慣れたが
もっと幼い頃は寂しかったという 記憶が残っている
ない🐶
最後の一口を食べ終わりお皿を 台所に運ぼうとする
だが、案の定お皿を落としてしまう
パリーン
ない🐶
悠🦁
悠🦁
ない🐶
ない🐶
ない🐶
怒られるかもという恐怖から
目から涙がこぼれ落ちる
悠🦁
そう言ってぎゅっと俺を抱きしめるアニキ
その温かな体温に安心して涙も止まった
悠🦁
悠🦁
ない🐶
ない🐶
ない🐶
後半の方は少し声が掠れてしまった
内藤家というのは江戸時代から 続く由緒ある名家で
俺はその家の長男として生まれ育った
長男は内藤家の跡継ぎとなるそうだ
...その名家の跡継ぎという高い身分だから
周りと同じことをしたくても 出来ないということが昔からあった
悠🦁
アニキは昔から俺に使えている 使用人だから
俺の悩みも全て知っている
だからか目には少し哀れみの色があった
ない🐶
わざと声を明るくして応える
悠🦁
悠🦁
ない🐶
トコトコトコ
悠🦁
ない🐶
悠🦁
悠🦁
ない🐶
そうしてアニキはお皿洗いのため 台所へと向かって行った
数分後、台所の方から水の 心地いい音が聞こえてきた
ない🐶
ヌギヌギ
パサッ
ない🐶
ない🐶
鏡を見ると
桃色の着物を着て満足そうに 笑っている俺が映っていた
ない🐶
悠🦁
悠🦁
ない🐶
ない🐶
悠🦁
ない🐶
悠🦁
髪の毛をくしでといでいる途中に アニキが言ってきた
ない🐶
髪の毛は綺麗だと自分でも思う
桃色で綺麗だし、サラサラだし
悠🦁
そう言って色とりどりの 髪留めを見せてきた
形や大きさもそれぞれ全部違っていた
ない🐶
ない🐶
俺が指さしたのは
赤色の小さな花の髪留めと
青色の小さな髪留めと
赤色と青色の混じった大きな花柄の髪留め
悠🦁
悠🦁
そして器用な手付きで俺の髪に留めていく
悠🦁
悠🦁
アニキが手鏡で髪の毛が 見えるようにしてくれた
ない🐶
ない🐶
悠🦁
悠🦁
悠🦁
悠🦁
ない🐶
悠🦁
ない🐶
悠🦁
悠🦁
ない🐶
「あの人がいるから」
そんなセリフは流石に言えない
名前も知らない人に恋をしているなんて バレたらどうなるか...
悠🦁
悠🦁
ない🐶
トコトコトコ
悠🦁
悠🦁
ない🐶
悠🦁
悠🦁
悠🦁
ない🐶
俺が突然大声を出したからか
アニキが驚いたような顔で見てくる
悠🦁
ない🐶
ない🐶
俺はアニキからその人の特徴を 聞いて確信した
俺に会いたがっているのはあの人だ
あの優しい人だ_____
悠🦁
悠🦁
悠🦁
ない🐶
ない🐶
ない🐶
りう🐤
りう🐤
僅かに興奮しながら俺を見て笑う彼
彼と俺の関係性は許嫁
りうらと俺の身分はほぼ同じで
お互いとても仲がいい
ない🐶
そう言ってにこっと微かに笑うと りうらの頬が少し赤く火照る
りう🐤
りう🐤
ない🐶
りう🐤
りう🐤
りう🐤
りう🐤
早口に言うりうら
りうらはたまにこういう事あるんだよな~と少し苦笑いする
ない🐶
りう🐤
ない🐶
りう🐤
りう🐤
初🐇
りうらが呼ぶとすぐに来た
そういえばりうらのとこの 使用人はこんな子だったなぁと 少しの間初兎ちゃんを見つめる
りう🐤
初🐇
りう🐤
初🐇
ない🐶
初🐇
初🐇
そう言い、ぺこっと お辞儀をして出て行った
りう🐤
急に真剣な表情になった
りう🐤
りう🐤
ない🐶
りう🐤
りう🐤
りう🐤
ない🐶
ない🐶
ない🐶
りう🐤
りうらの顔が明るくなる
ない🐶
ない🐶
ない🐶
りう🐤
さっきとは異なり一気に落ち込むりうら
それに少し胸が痛くなった
初🐇
初🐇
りう🐤
りう🐤
ポテトの事となると血相を 変えるりうらに微笑してしまう
初🐇
初🐇
ない🐶
初🐇
そして嬉しそうににこにこと 微笑む初兎ちゃん
ない🐶
りう🐤
見るとお皿のポテトが全部なくなっていた
ない🐶
りう🐤
初🐇
りう🐤
初🐇
初🐇
初🐇
そうして初兎ちゃんは出て行った
パクパクパクパク
ない🐶
ない🐶
りう🐤
それからご飯が食べ終わり時計を見ると
午後7時半頃だったので 今日は解散となった
りう🐤
ない🐶
俺とりうらは手を振り合い、 それぞれの家へと帰って行った
悠🦁
ない🐶
ない🐶
悠🦁
ない🐶
窓の外を眺めていると
少し明かりが見えた
ない🐶
ない🐶
悠🦁
ない🐶
悠🦁
ない🐶
ない🐶
アニキに車を停めてもらい、 明かりの場所へと向かって行った
ない🐶
当たりを見回すと少し小さな屋台 があるのに気が付いた
ない🐶
興味があったので向かって行った
ない🐶
そこにはヨーヨーの屋台があった
ない🐶
俺はただひたすらに ヨーヨーを見つめていた
屋台の人
屋台の人
急に声を掛けられて一瞬戸惑ってしまった
しかし、その声を聞いた時 俺は嬉しさと驚きがあった
だって...
あの人だったから____
ない🐶
屋台の人
屋台の人
ない🐶
屋台の人
屋台の人
"内藤様"と呼ばれて微かに反応する
呼ばれたということは 名前が知られたということ
ない🐶
ない🐶
屋台の人
特に何も警戒した素振りもなく平然という
ない🐶
ない🐶
そう言うと少し嬉しそうに笑う彼
屋台の人
i🐱
i🐱
ない🐶
ない🐶
i🐱
そして、俺がヨーヨー釣りをやっている間まろは俺のことをずっと見ていた
ない🐶
ない🐶
i🐱
i🐱
ない🐶
ない🐶
ない🐶
i🐱
i🐱
ない🐶
ない🐶
i🐱
i🐱
i🐱
i🐱
i🐱
まろが決意したような表情で そう言い放った
ない🐶
i🐱
i🐱
i🐱
i🐱
i🐱
ずっと好きだった人に好きと言われて 嬉しくないはずがない
でも、この恋は叶わない
俺にはりうらという許嫁がいるから
この恋を叶えられるはずがない_____
ない🐶
ない🐶
ない🐶
i🐱
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
そう言うと俺は走り出した
最後にまろの顔を少し見たけど
ただ呆然としていた
ない🐶
悠🦁
ない🐶
ない🐶
我慢していた涙があふれてきた
悠🦁
悠🦁
アニキは深く追求しない方がいいと 考えたのか、何も聞いてこなかった
俺にとってはそれがありがたかった
それから俺は車にあった折り紙を切って
桃色と赤色と青色の花弁を作った
ない🐶
家に着くと真っ先に自分の部屋へ行き
俺は畳に倒れるように寝転んだ
手にあったヨーヨーは少し 邪魔だったので俺の周りに置いた
それから、車の中で作った紙の花弁は
俺の枕の近くに置いた
少し暑かったので鬱陶しい着物の帯を取り 少し乱暴に着物を脱ごうとした
しかし、寝転んでいる状態なので 脱ぐのが困難だったから
着物を羽織ったような状態になった
だらしない状態になったが 気にとめなかった
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
ない🐶
そう言うと俺は泣きじゃくった
俺の大きな瞳からは大粒の涙がこぼれ落ち
部屋には俺の嗚咽が響いていた
数分程泣いた後俺は死んだように 天井を見つめていた
ない🐶
ない🐶
そう言うと俺は眠りに着いた
その手には青色のヨーヨーの 紐が握られていた
~ℯ𝓃𝒹~
コメント
9件
え?Σ>―(*´Д`*)→グサリ性癖どストライク!!!!!
ステキなストーリーだと思いました 最後のヨーヨーの写真載せるセンスがすごいと思いました