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先に風呂入ってて正解だったな…。テレビを消しながらもうすぐ22時を回る時計を見る。2週間ぶりの朔弥は相変わらず優しい笑顔だったが、同時にかなり疲れが見えた。
律
寝室に向かいながら声をかける。出てきた気配が無かったけど……って、寝てる…
どうやら風呂から上がって髪を拭きながらそのままベットで横になり寝てしまったらしい。
すやすやと朔弥の気持ちよさそうな寝息が微かに聞こえる。 目を閉じた姿は少し幼い。
ベットにそっと腰掛ける。ほんと疲れてたんだなぁ…そっと頬を撫でてみる。
朔弥
律
って、寝てる時にしか言えない自分が腹立たしい。……こんなに好きなのに。上手く伝えられない。
律
立ちあがろうとした瞬間、腕を掴まれグイッとベッドに引き戻される。朔弥だ。
律
朔弥
自分の頬を指差しながら嬉しそうな朔弥。 ということは、全部聞いてたってこと…… 恥ずかしすぎる。あくびをして起き上がる朔弥をまっすぐ見れない。
朔弥
律
朔弥
冗談っぽく笑う朔弥。……確かに、出発前に電話はしないときっぱり伝えて送り出したからな…実は俺も少し後悔するタイミングがあったりした。でも……
律
朔弥
律
朔弥
律
朔弥
律
朔弥
律
朔弥
律
何も返せずコクンと頷く。
朔弥
律
朔弥
なんでいつも可愛くない返事しか出来ないんだろう。俺の心配をよそに、朔弥は嬉しそうに微笑む。
軽く触れる優しいキスを何度も落とされる。俺の両頬を包む朔弥の大きな手が暖かくて気持ちいい。もっと…と求めそうになり慌てて我に帰る。
律
朔弥
律
軽く触れるだけのキスが徐々に求められるようなものに変わる。耳を撫でながら唇を優しく喰まれると、自然と腰が疼いてくる。
朔弥
コツン、とおでこを合わせて熱を孕んだ目で見つめられる。だめなわけない、もっと触ってほしい。…なんて、言えるわけない。
言葉を飲み込み、俺は小さく頷いた。