千雪
どうも
千雪
こんにちは!
千雪
今日は!幹部会議です
主様
頑張ります
千雪
ではどうぞ
源三郎
さぁ入って
総司
おはよう昨夜はよく眠れた?
千鶴
…!
総司
みたいだね顔に畳の跡に付いてる
千鶴
え!?
一
よせ、総司本気にしてる
一
畳の跡など着いちゃあいない
総司
酷いな一くん
総司
バラさなくてもいいのに
歳三
お前ら無駄口ばっか叩いてんじゃぁねぇよ
総司
はぁい
平助
で?そいつが目撃者?
平助
ちっちゃいし細っこいなぁ
平助
まだガキじゃんそいつ
新八
お前がガキとか言うなよ平助
左之助
そうだな世間様から見りゃあお前も似たようなもんだろがよ
平助
うるさいな!おじさん2人は黙ってなよ!
新八
なんだとぉこのお坊ちゃまが!
左之助
お前におじさん呼ばわりされることねぇよ
左之助
新八と違ってこの俺はな!
新八
テメェ左之!裏切るのかよ!
勇
よさんか!3人とも
千雪
そうですよ
千雪
3人ともみっともないです
敬助
口さがないばかりの人たちですみません
敬助
どうか怖がらないでください
敬助
そこを閉めておすわり下さい
千鶴
はい
勇
俺は新撰組局長近藤勇
勇
こちらの山南くんが総長
勇
そしてこっちのトシ…いや土方歳三務め…
歳三
近藤さん!なんで色々教えてやってんだよ!あんた
勇
ま、まずいのか?
新八
これから詮議する相手に自己紹介は無いんじゃねぇの?
左之助
ま、そういうくそ真面目なのが近藤さんらしいっちゃあらしいんだがな
勇
ゴッホン
勇
さて、本題に入ろう
勇
まず昨夜のことを聞かせてくれるか?斎藤くん
一
昨夜失敗した隊士らが市中にて不逞浪士と遭遇
一
斬り合いとなりましたが私たちが処理しました
一
その折にその者に見られました
千鶴
…!私何も見てません!
平助
本当に?
千鶴
見ていません!
平助
ふーんならいいんだけどさ
新八
あれ総司の話じゃあお前が隊士らを助けたって話だったが
千鶴
違います!私はその浪士達から逃げていて…
千鶴
そこに新撰組の人達が来て
千鶴
だから私が助けてもらったようなものです!
新八
じゃあ隊士が浪士を斬り殺しているところはちゃんと見ちまっているわけだな
左之助
お前根が素直なんだな
左之助
それ自体は悪いことじゃないんだがなぁ…
総司
ほら殺しちゃいましょうよ
総司
口封じならそれが手っ取り早いですか
千鶴
そんな、!
勇
物騒なことを言うな!御上の民を殺してなんになる!
総司
そんな顔しないでくださいよ
総司
今のはただの冗談ですから
一
冗談に聞こえる冗談を言え
千鶴
お願いです!私絶対誰にも何も言いませんから!
歳三
もういい連れて行け
千鶴
えっ!うわ、お願いします!助けてください!絶対に言いません!信じてください
歳三
おい、千雪
千雪
ん?僕もついて行こっかなぁって
歳三
お前はここにいろ
千雪
はーい…
ドサッ
千鶴
うわ!
一
己の為に最悪は想定しとけ
一
指していいことには転ばない







