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テラーノベル(Teller Novel)
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♥

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2020年05月12日

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あれはいつのことだろう.

今でも,あの場所へ行けば 君がそこに居たように

想いが蘇り, 僕の鼓動を焦らせる

あの...寒い日, 雪の舞い降りたあの日

僕は君に夢中になった

nj side

仕事を終え, 明るいイルミネーションが 1人の自分を照らす

まるでそれは、 孤独を表すかのように

僕の心へ牙をむく

僕は,孤独なのか...

それともほかの何かなのか, 自分でも分からなくなる

明るかったはずの イルミネーションも次第に暗く

静まり返る

現実から逃げたい, その一心で

自分から逃げて,

全てを見失っていた

自分を照らしてくれる ものを求め,幾度となく 彷徨った日々

でも,見つかるのは 中身のない空っぽの世界

途方もなく道筋へ沿って 重い足を前に出し歩く

暗い道の中, 一本の街灯が 僕を導くように何かを誘う

その街灯の下には、

明かりによって, プラチナブロンドに光る ミディアム位の髪

青白く, どこか不健康そうな肌

その中でも,瞳だけ 黒く吸い込まれそうだった

そして,彼女の首元に巻かれた ブラウンチェックのマフラー

君はまるで,白猫の様に どこか愛らしかった

この降り積もる雪よりも, 僕の気持ちは積もった

君はにこりと、笑い 手招きをした

君と話さなくとも, 魅力が感じられた

どこか運命の様に 惹き付けられた

君の隣はこんな真冬にも 関わらず暖かく感じられた

君だったら, 愛し合える気がした

続く.

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コメント

10

ユーザー

うん,一言で言うと"神"

ユーザー

相変わらず語彙力すごい…… ちゅきです←

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