愛果
はぁ…
愛果
とりあえずここなら大丈夫だろ
ロボロ
そーやね…
ロボロ
(まずい、まだ心音が…)
愛果
にしても、ここはさっきと比べ物にならないくらい静かだな
ロボロ
うん
ロボロ
(あかん!こんなに静かだったら)
ロボロ
(バクバクいってるの聞こえてまう)
愛果
ん?
愛果
なんだ
愛果
今日、新月じゃん
ロボロ
え?
愛果
確か、この後花火上がるよな
愛果
ここで、このまま見てくか!
ロボロ
ハェ?
ロボロ
あぁ…うん
愛果
?
愛果
大丈夫か?
ロボロ
うん!全然大丈夫やで!
ロボロ
さっき人混みに揉まれて
ロボロ
気持ち悪かっただけや!
愛果
え、それなら
ロボロ
でも、もう大丈夫!
ロボロ
治った
愛果
そう…
愛果
あんまり、無理はすんなよ
ロボロ
おん
ロボロ
わかった
まもなく花火が上がります (アナウンス)
愛果
お!そろそろだな!
愛果
ここから見えるかな?
ロボロ
た、多分見えるんとちゃう?
愛果
…そうね
ロボロ
!
ヒュ〜
ロボロ
…
愛果
…
ロボロ
あのさ…
バン
ロボロ
好きです
花火と同時に俺は、自身の気持ちを打ち明ける
愛果
え?なんて?
ロボロ
い、いやなんでもない
愛果
そっか
愛果
私は
ヒュ〜
愛果
ロボロのこと好きなんだけどな
バン
ロボロ
( ˙o˙ )
花火の上がる数秒前の愛果の告白
ロボロ
え?
俺は、脳が機能しなくて
ただ、ぼーっと
花火を見続ける愛果の横顔を見ていた
正直、花火なんて覚えていない
ただ覚えているのは
俺の心拍数と
彼女のほんのり紅く色づいた頬だった
翌日
ロボロ
あかん
ロボロ
昨日のことなんも覚えてないわ
ロボロ
てか、愛果とどんな顔して会えばええんや?
幸い
翌日である今日は日曜日のため
朝から顔を合わせなくて済んだ
ロボロ
はぁ…
ロボロ
てか、コネシマは?
ロボロ
実優は?
ロボロ
おった?
ロボロ
ちょっと、連絡しよ
ロボロ
おいコネシマ!
コネシマ
おお、なんや
ロボロ
お前昨日どこにおったん?
ロボロ
なんで置いていくんや!
コネシマ
そりゃー
コネシマ
珍しくお前が遅刻するからや
ロボロ
そ、それは
ロボロ
悪かったけど
コネシマ
あと、お前らをくっつけさせるためや
ロボロ
は?
ロボロ
もしかして、俺と愛果を?
コネシマ
おん
コネシマ
せや
コネシマ
それで?どーやったん?
ロボロ
どうって…
コネシマ
告白した?
コネシマ
それともされた?
ロボロ
したし、された
コネシマ
は?
コネシマ
どゆこと?
ロボロ
俺が花火の音に紛れて言って
ロボロ
愛果がその後聞こえるよーに言った
コネシマ
ほぉーん
コネシマ
で?付き合うん?
ロボロ
いや、わかんない
ロボロ
互いに
ロボロ
言っただけ
コネシマ
なんやそれぇー
コネシマ
おもんないな
コネシマ
まぁ、好き好き同士でええんちゃう?
ロボロ
え?でも
コネシマ
だったら付き合ってって言えや!
ロボロ
それは、俺にはハードルが高杉くんやねん
コネシマ
なんやねん!
コネシマ
まぁ、嫌いって言われてないだけええんちゃう?
ロボロ
せやな
ロボロ
はぁ、
ロボロ
とりあえず腹減ったし
ロボロ
ご飯でも食べるか…
ロボロ
おはよぉー
ロボロ
って
ロボロ
おらんやん!!!
ロボロ
置き手紙が…
浴衣、実家に返して来るから
そこに置いてあるご飯食べてね
ロボロ
よ、よかった
ロボロ
家出かと思ったわ
ロボロ
てか、祭りでもそうだったけど
ロボロ
口調が優しくなった?
ロボロ
…はぁ
ロボロ
飯食って
ロボロ
筋トレしよ…






