青黄
ろくわ
彼が話を終える頃には
君の目からは数え切れないほどの
涙が零れていた
黄
、ッ
ギュッ
青
へ、ッポロッ
僕は彼を
無意識に抱きしめていた
黄
話してくれて、
黄
ありがとうございます、
黄
青くん、
青
、ッポロッ
“ 僕を殺してください ”
青
、
青
ぇ、ッ、、?
僕自分でも何を言っているのか分からない
でも、彼の為になるなら
彼がこれ以上涙を零さないようにする
切り札に、僕がなれるのなら
僕はもう、なんでもいいや、
そんな軽い気持ちになった、
青
、ッ
“ やだ、”
黄
、ぇ
彼の口から出た言葉は
僕の想定外だった
青
なんで、ッだろ、ポロッ
青
“ そっくりなんだよ、”
君の優しさが
そう言いながらまた、
涙を零していく
青
出会った時から、
青
思っちゃってたんだ、ッ
青
でも、ッ君は、
青
黄くん、なのに、ッ
青
紫くんじゃ、ッないのに、ッ
僕は口を開く
黄
僕じゃ、
黄
“ ダメですか、? ”
青
ぇ、ッ、
黄
僕は紫さん、みたいに
黄
綺麗な心は持ってない、
黄
ですけど、ッ
青くんの笑顔を、守りたいんです
自分でも
何言ってんだろ、僕
そんなことしか思えない、
だけど、
こんなに、スラスラ言葉が出るって事は
やっぱり、心から思ってるんだな、
僕はそう確信した、
青
、ッはは、っwポロッ
彼はいきなり笑った
黄
え、っぇ、ッ、?
青
ほんと、ッ
そっくりだな、ッ
彼はそういう
青
でも、ね、ッ
青
黄くんの、笑顔、
青
“ 紫くんに被さるんだ ”
黄
、?
黄
どういう事ですか、?
僕の頭には疑問しか浮かばなかった
青
なんだろ、ッ
青
紫くんが、僕を黄くんに
青
譲る感覚、?w
黄
なんなんですか、wそれ、ッ
僕は彼と笑い合い
気づけば君の涙も止まっていた、
この時、気づいていればよかった、
互いに命のタイムリミットが
近ずいてきている事を、







