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零番様。

第2話 - 封印？

2025年09月16日

#男主人公

#地縛少年花子くん

#オリキャラ

麗　歌

寧々

北条くんごめんね！

遥希

ううん、全然いいよ

遥希

えっと源くんの弟くんと、

花子くん

おぉ！みんな集まってるね〜！

寧々

花子くん！

遥希

花子、くん？？

茜

八尋さん…！

寧々

あっ

光

いやっ花子っていうのはそのっ

寧々

えぇっと私ね！教室のカーテンに名前付けてるの！

遥希

な、なるほど…

遥希

…意外と珍しい趣味をしてるんだね八尋さんは

寧々

そ、そうなの…

花子くん

あらま〜

茜

七不思議の零番を見つける為には北条が必要不可欠なんだよね

遥希

俺？

茜

うん

遥希

…俺が零番に狙われてるってこと？

光

そうなりますね！

茜

（まぁ、一般人は怖いだろうな）

寧々

大丈夫だよ！光くんと茜くんが守ってくれるよ！

遥希

えっと…源くんは祓い屋なのは知ってるけど…

遥希

どうして蒼井まで？

寧々

えっ…と！

茜

はい！学園内を巡回していくよー

寧々

そ、そうだね！！

寧々

（茜くんナイスだよ！）

花子くん

（結構鋭いなぁこの北条って子…）

寧々

い、居ない！

茜

居ないなぁ…

花子くん

うーん…この北条って子が1人で居ないからじゃない？

光

なるほど…

寧々

ねぇ北条くん！私達少し行ってくるから待っててくれる？

光

そうっすね！北条先輩危ないっすからね！

茜

すぐ戻ってくるよ

遥希

え…うん

茜

ねぇ、本当に大丈夫？北条を1人にして

寧々

だ、大丈夫…だと思う

寧々

でも！零番が現れたらすぐ走るのよ！

光

北条先輩、キョロキョロしてますね

光

何してるんだ？

茜

多分、怖くてソワソワしてるんでしょ

光

んでも北条って名前…確か

寧々

光くん、なにか心当たりあるの？

光

源家と繋がりが強かった家系だった気が…

寧々

……え

茜

なら、怪異が見える可能性が…

花子くん

零番だー！！！！

寧々

え！？あ！よし！走るわよー！！

光

零番ー！現れたな！！

寧々

零番！待ちなさい！

光

ッシャ！倒してやる！

ビリビリ⚡️

零番

……ッ！

花子くん

はい少年そこまで

茜

北条、大丈夫？

遥希

あ、うん

茜

ねぇ北条こいつ、零番みえてる？

遥希

えーと、うっすらと

茜

うっすら？

遥希

うん

光

やっぱ北条先輩って北条家の人っすよね？

遥希

まぁ…一応

寧々

一応？

寧々

というか、北条家ってなに…かしら

遥希

北条家は封印屋だよ

遥希

悪霊を封印する家系

遥希

でも最近は完全には封印出来ないようになってってるんだ

茜

どうして？？

遥希

力が弱まってきててね。だから怪異も少しだけ見えてて

遥希

俺は怪異に見えてるって思われたくなくて

遥希

見えなかったら怪異に襲われることが少なくなるかなって

花子くん

見えないフリしてたんだね？

遥希

そうだね

光

というか花子！

光

零番どーする？

光

こいつ案外弱っちーぞ！

花子くん

うーん、気絶しちゃってるね…

寧々

零番…1番強そうなのに

遥希

零番、布被ってる…死人みたい

茜

不吉なこと言わないでくれる？というか死人だから

遥希

ごめん

零番

…う

寧々

あ！目覚めたよ！花子くん！

花子くん

零番〜？大丈夫？

零番

……！？？？？？

飛び起きて混乱する零番

遥希

えっと、零番さん大丈夫？

零番

大丈夫じゃない。ヒリヒリする…

光

それは…ごめんな

光

というか！噂通りだったらお前北条先輩を襲う所だったよな！？

零番

え、違うよ！僕は…声かけようとしただけ…

茜

嘘つけ

寧々

嘘はよくないわよ！

零番

ほ、本当なのに…！

零番

でしょ？北条？くん！

遥希

うーん…（笑

零番

な、なんで笑ってるの！？

花子くん

零番不遇だね〜

茜

で、実際どうなの？

遥希

襲おうとはしなかった

零番

ほら

光

じゃあ、なんで北条先輩に近寄ったんだ？

零番

歩いてたら一人でいたから…声かけただけだよ

光達が零番を攻撃する前

零番

(…あれ、あんな所に男子生徒)

遥希

！

零番

ねぇ、君、危ない＿

「零番！まちなさい！」「ッシャ！倒してやる！」

遥希

あ

零番

えっ

そして今に至る

茜

えぇ、本当に？

零番

本当だよ…。

花子くん

零番って噂に従わないんだ？

零番

噂には従いたくないからね…物騒な噂ばかりじゃん…

花子くん

まぁ、零番は優しいから

零番

うん

遥希

自覚してるんだ

零番

え、僕結構優しい幽霊だと思うんだけど…？

零番

そうだ。そこの橙色の髪の子、一番だよね？

茜

だから？

零番

…えっと……な、なんでもないです…

花子くん

も〜一番が怖い顔で言うから

茜

……チッ

遥希

(舌打ち……)

零番

(し、舌打ち…）

寧々

まぁこれで、零番が優しい幽霊だってわかったし！一件落着だよね？

花子くん

あ、そうだ北条くんだっけ？

遥希

うん、なに？

花子くん

零番を封印しといてくれない？

零番

え？…ど、どうして？

遥希

あー…わかった

零番

え、それ痛い？え？無理だよ？

遥希

痛くない痛くない

遥希

さっきも言ったけど力弱まってきてるから

零番

……な、七番…

花子くん

らしいよ？大丈夫！！

遥希

じゃ、失礼しますね

遥希は零番を封印した

光

痛いか？？

零番

ひんやりした

遥希

完全には封印してないから

花子くん

うん、これでも充分だよ

寧々

なんで零番を封印したの？優しい幽霊じゃない？

花子くん

零番は俺達七不思議でも得体の知らない幽霊だからね

花子くん

念の為

茜

それがいいな。何かがあって暴れ回られるよりかは、マシ

零番

僕弱いから…

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