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ラプンツェルと魔法の恋

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ラプンツェルと魔法の恋

3 - ラプンツェルと魔法の恋 第3話

♥

537

2019年09月20日

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買い物終了後──

大和祐介

じゃあ、発表のアウトラインは

大和祐介

こんな感じで大丈夫?

神永玲

うん…

神永玲

大和君、資料作り得意なんだね

大和祐介

…そう?

大和祐介

これくらいは大したことじゃないよ

神永玲

私がやるよりはずっと早いよ

神永玲

(私、苦手なんだよね)

神永玲

(いつも資料作りに時間がかかってるから)

神永玲

(今回は助かっちゃうな…)

大和祐介

内容はほとんど神永さんの案だから

大和祐介

こういうことはなるべくやるよ

神永玲

…ありがとう

神永玲

(チャラ男だと思ってたけど)

神永玲

(こういうとこは、それなりにちゃんとしてるんだな)

大和祐介

お礼を言うのは僕の方だよ

神永玲

え?

神永玲

僕の方って…

大和祐介

郷手ゼミに入ってからずっと

大和祐介

神永さんのゼミでの発表を聞くたびに

大和祐介

いつもいつも

大和祐介

本当にすごいなって思ってた

大和祐介

神永さんと一緒に発表できるなんて

大和祐介

すごーく勉強になるよ

神永玲

大和君がそんな風に思っててくれたなんて

神永玲

全然知らなかったよ

大和祐介

…飲み会ばっかりやってると思ってた?

神永玲

そ、そんなことないよ!

大和祐介

アハハ

大和祐介

そんなに慌てることないじゃん

大和祐介

僕が飲んでばっかいるのは事実だし

大和祐介

神永さんは、そういうのあんまり好きじゃない?

神永玲

まあ…

神永玲

何話していいかわからないし

大和祐介

…そうなの?

神永玲

うん

大和祐介

へえ、そうなんだ

大和祐介

ゼミで発表するときは

大和祐介

あんなにハキハキ、スラスラ喋ってるのに

神永玲

だって、それは発表だから

神永玲

言うべきことはちゃんと準備してるし

大和祐介

アドリブがニガテってこと?

神永玲

まあ…そうなのかな

神永玲

ゼミのみんなが私のこと

神永玲

とっつきにくいと思ってることはわかってるんだ…

大和祐介

別に、とっつきにくいとは思わないよ

大和祐介

少なくとも僕はね

大和祐介

きっと真面目な人なんだろうなと思ってた

神永玲

そう…

大和祐介

でも、最近では

大和祐介

チームで教育することも多いじゃん?

大和祐介

郷手ゼミもグループワークが増えてきたし

大和祐介

そういう意図があるんじゃないかな

神永玲

大和祐介

だから、ゼミのみんなとは

大和祐介

なるべくコミュニケーション取っておきたいと思って

神永玲

…………

神永玲

(知らなかった)

神永玲

(チャラ男大和が、そんな風に思って)

神永玲

(ちゃんと色々考えてたなんて)

大和祐介

なーんて!

大和祐介

ま、ただ単に飲むのが好きってだけだけどね☆

神永玲

そ、そうなんだ…

大和祐介

僕が主催する飲み会は、楽しいよ〜

大和祐介

神永さんも、今度おいでよ

神永玲

…考えておく

大和祐介

うん、本当に待ってるからさ

神永玲

(チャラいチャラいとばかり思ってたけど)

神永玲

(確かに私とでもこうやって普通に話せるし)

神永玲

(…それにひきかえ、私はどうだろう)

神永玲

(成績は優秀だけど)

神永玲

(こんな風に誰とでも)

神永玲

(スムーズにグループワークができるだろうか)

大和祐介

じゃあ、僕はもう少し

大和祐介

資料の順序や体裁を、次回までに整えてくるってことでいいかな?

神永玲

あ、うん…

神永玲

お願いします

神永玲

私は絵本を預かって

神永玲

もう少し内容を詰めてくるね

大和祐介

そうだね

大和祐介

次回、持ち寄って

大和祐介

もう少し細かいところまで詰めようか

神永玲

うん

神永玲

(今だって、大和君がいてくれて)

神永玲

(スムーズに進んで、すごく助かってる)

神永玲

(そう伝えたいのに)

神永玲

(なんで私、こういう時に)

神永玲

(ちゃんと思ったことを言えないんだろう…)

神永玲

大和祐介

どうしたの?

神永玲

なんか、メッセージが入ってきた

神永玲

ちょっと、見てもいい?

大和祐介

もちろん、どうぞ

神永玲

(一体、誰からだろう?)
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