テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
33
コメント
1件
わあ…第2話、すごく良かったです。主人公の純くんが「また会いたい」って自然に口に出せた瞬間、胸が熱くなりました。傷の痛みと桜の下の彼への引力が重なる描写が繊細で。獣人の彼の「怖がられる」って言葉にも切なくなったし、最後の「また会えるといいね」の距離感がもう…もっと読みたいです!桜乃さんの世界観、じんわり沁みます🌸
空が澄んだ日
俺はいつものように重い足取りで学校へ向かう
純
学校なんてつまらない
いつも何のためになるんだろうと思っていた
高3ということもあって周りは就職だの大学だの騒がしい
まだなんの仕事に就くか、どこの大学に行くかも決まってない
特にやりたい仕事もなかった
純
自分でもそう思う程だった
純
ふと右腕に痛みが走る
俺の右腕には何者かに裂かれたような傷が入っている
まるで獣にやられたような傷
いつ付いたのかはわからない
たまに痛むだけだからそんなに気にはしていなかった
学校に行くまでの道を歩いていると 1人の姿に目が止まった
桜の木の下で愛おしそうに桜を見上げている
いつもならどうでもよく思うのに
俺は彼から目を離せなかった
何故か吸い込まれるように桜の方へと足を運んだ
この傷がそう言ってるような――
それともう一つ
彼にはすごく美しい耳と尻尾があった
獣人?というやつだろう 俺もあまり分からない
涼しい風が吹く度に彼の髪と尻尾が優しく揺れる
純
気づけば話しかけていた
彼は顔をこちらに向けて大きく目を見開く
??
そしてまた優しい表情に戻り桜を見上げた
どこか安心したような顔で
??
彼はなびく風に目を細めた
??
桜を見上げたまま彼がそう言う
少し、切なそうだった
純
彼は優しく微笑んだ
??
何も返せなかった
………あ、そろそろ学校行かなきゃ
彼は俺を見て少し寂しそうに愛おしそうにその瞳で俺を見た
何故だろう
不思議な気持ち
また話したい
気づけばそう思っていた
あの……っ! また、会いたいです……!
慣れないことを言ったせいか俺の声は緊張と焦りで震えていた
彼の目に少し切なさが入った気がした
??
そう言う彼は小さく手を振り去っていった
胸の奥がドキドキしてる
不思議な感覚
懐かしいような、新鮮なような
純
声にならないような声でそう呟き、俺は学校へと向かった
こんにちは!
桜乃恋雨です!
ここまで呼んでくれてありがとうございます!
この先もよろしくお願いします
いいねとフォローしてくれると励みになります
感想やリクエストなどたくさんコメントしてください
アカウント新しくしたのでまた1から書きます
また次の作品でお会いしましょう
※始めてなので上手くありませんがご了承ください💦