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いつもより早く家を出たため、教室には誰もいなかった
荷物だけおいて生徒会室に行く
赤
黒
千玖
2人が俺よりも早く仕事をしていたようだった
赤
普段通りに明るく話したいが苦しかったから素の感情で話す
赤
黒
千玖
赤
半年後に控えている体育祭
俺らは今年で最後である
赤
千玖
赤
この学園の体育祭は午後までかかる
そのためプログラムを考えるのは少し時間がかかる
千玖
赤
千玖
赤
千玖
赤
突然聞かれたこの言葉
頭でこの言葉がループする
赤
千玖
千玖
千玖
赤
なぜ千玖はこの質問をしたのか
この日はこのことしか頭になかった
千玖side
千玖
突然、聞いてみたくなった
いつから記憶がないのか
赤くんと黒くんと俺
いや、赤にぃと黒にぃと俺は
兄弟だ
3人とも仲が良かった
ある日、理由はわからないが3人はそれぞれ違う親戚に預けられた
何年かたったとき、一本の電話が来たらしい
赤にぃが交通事故で頭を強く打った
その時俺はとても幼く、中学生になった時にようやく教えてくれた
赤にぃは一命は取り留めたものの、記憶喪失になってしまったとのこと
そのため、俺らが兄弟ということは覚えていないらしい
俺は勇気を振り絞って聞いてみた
千玖
赤
突然聞いたことだから赤にぃも黒にぃも驚いていた
少しの沈黙の後、答えてくれた
赤
俺はこの時決意した
千玖
千玖
俺は絶対に
赤にぃの記憶を取り戻す