きちくん
きちくん
きちくん
きちくん
きちくん
きちくん
注意事項 nmmnBL タヒ&流血表現有 通報NG
きちくん
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夏が来ると
いつも君と
僕が被る罪を思い出す
これは今からおよそ3年前
高校1年生の時の物語だ
タタタタタッ
dn
ガバッ
mf
dn
mf
dn
mf
dn
高校1年の夏
正確にはその前から 僕は君が好きだった
小さい頃からずっと一緒で 受験だって頑張って勉強して
おんなじ…高校に入れて…?
でも今思えば
僕はおかしかったんだ
それはきっと
人を間接的に殺したあの時から
ur
ur
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dn
その時urはmfくんと仲が良くて
僕は…ッ.僕…俺はただひたすらに怖かった
urみたいにハイスペックな人ならmfくんを 堕としちゃうんじゃないか?って
だから俺は
カッターナイフ片手に
urに迫って
そしたらurは踏切の中に居て
ur
ur
ur
dn
dn
俺はしゃがんでurの顔を眺めてた
追い詰められて絶望している顔を
dn
dn
dn
dn
ur
グイッ
強く握って引き寄せる
訳もなく.ぱっと手を離す
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ur
優越感に浸れた
urは向かい側から踏切の外に出ようとしたけど 俺がそれを許すはずなくて
足首を掴んで.くい込んだ爪で血がたらたら流れるくらい 強く握っていて
ゴォォォォォ
風が俺の長髪を巻き上げる
urの悲鳴.涙が俺の頬に降り注ぐ
衝撃音が俺の耳をつんざく
血まみれになった上着を脱いで 俺はurの死体に背を向け
ゆっくり歩いていた
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ここ…だっけか
僕がurを殺した場所は
踏切の傍にまだ花.飲み物が供えてある
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キーホルダー?
そうだ.urとおそろのやつ…
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僕…泣い.て?
urは僕がした事を ここに戻ってきたことを 怒っているだろう…?
ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
その思いで 僕は踏切の下
君を嘲笑うように見ていた踏切の下で
静かに手を合わせていた
To Be Continued