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ー うりりん side ー
もう、椛に謝ることは出来ないのか...？
部屋に入ってもすることがなく、ベッドに身を投げて 気づけばそんな事ばかり考えてしまう
握手会の時とは違って、驚くほど平和に終わった全国ツアー
握手会の時や、家の前にSSNが現れた時、
そして、今回の飛行機での時のように
体を張って守られて、漸く気づく
椛があんな、幼稚なことするわけないって
俺がその場の状況だけで判断して、勝手に嫌って、虐めて
椛に酷いことばかりしてきたのに、
それでも椛は俺を命懸けで守ってくれて
どんなに傷つけられても、虐められても
決して俺たちを見捨てるようなことはなくて
幼稚なのは俺の方だった
会長に言われた通り、俺には守られている自覚がなかったかもしれない
だからこんな事になったのか...？
目から涙が溢れて止まらない
本当にごめんなさい...
そう思っても今の椛に届くはずもなくて
うり
会って謝りたい
謝って許されるような事じゃないけれど
それでも
謝って..お礼がしたい
「守ってくれてありがとう」って
うり
そう椛の名前を呼ぶ俺の声は涙と共にホテルの部屋の中に溶けて消えていった
_____________.
ー to be continue ー
コメント
27件
マジで、こんな神なお話思いつく主さんは、何者ですか？ ヤバい、泣きそう😅 続き楽しみにしてます！ 無理せず、これからも頑張ってください！
こんな素敵な物語を作れる主さんは凄い！(*ﾟДﾟ艸) 続き待ってます
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