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まるひ•*¨*•
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たっつんにそう伝えたくても、
俺はもう、伝えられない
狐鷹と化した俺は、身体の中から見守ることしかできない
俺でも制御できない狐鷹の力は、暴走が止まるまで…暴れさせないと、
最悪、俺も死ぬことになる
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そんなうめき声を上げながら、俺の身体はたっつんへ向かって走る
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…そんな俺の意思は届かなくて
狐鷹は、容赦無くたっつんに襲いかかった
たっつんは、少し悲しそうな顔をして
狐鷹の攻撃を避けた
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狐鷹を前にすると、大体の人は怯えてしまって
足を動かすことなんて出来ず、襲われるだけだった
でも、たっつんは
冷静にこちらの動きを見て、躱している
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狐鷹は体勢を立て直し、またたっつんに襲いかかる
狐鷹は攻撃力は高いけど動きが鈍いから、まだ希望がある
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たっつんはまた攻撃を軽く躱し、俺に話しかける
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俺の瞳からは涙が溢れていた
それと同時に、狐鷹の瞳からも涙が溢れ…力が弱くなってゆく
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そう、俺に声をかけてから
たっつんは、俺のほうへ手を伸ばした
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いつのまにか、獣化は解けていて
俺の身体は、半獣人に戻っていた
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こうして、どぬくの悩みは無くなった
自分が傷つけてしまった人と…仲直り?したことで
彼の気持ちはふっと軽くなって
表情も、少し柔らかくなった
そして______
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どぬくの瞳にも有彩色が戻り、事件の幕が閉じたように思えたが…
それはあくまで、この事件だけ
何しろ、彼の瞳は、まだ片方しか有彩色が戻っていない
これからは、
彼のもう片方の瞳に関わる事件が、幕を開けるのであった