翔太から愛の言葉を受け取り、又やり直すことになった私達は、
沢山の話をして盛り上がった。
唯華
私はふと頭に浮かんだ質問を言葉にしていた。
翔太
唯華
ボソッと言っていた気がする。
翔太
唯華
衝撃の事実に私は理解が全く追いつかなかった。
翔太
そうだよ なんて簡単には言える気がしなかった。
でも、今はもう違う。
初恋の樹じゃなくて、翔太なんだ。
唯華
唯華
幼かった私は好きになった理由がとても単純なものだった。
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太は脱線した話を元に戻した。
翔太
翔太
唯華
翔太
その言葉を聞いて私の頭に浮かんだのは、幼い頃の樹だった。
樹
樹
樹
樹
樹
樹にどれだけ救われたのかな。
数え切れない程の、愛と言葉を貰っている。
唯華
翔太
翔太は面白そうに笑っている。
私はこの笑顔が大好きだった。
翔太
翔太
翔太
翔太
覚悟持ったあの頃の翔太に、
私は今出会えている。
翔太
私もずっと恋に酔っていたのかもしれない。
唯華
唯華
唯華
唯華
私は翔太からも樹からも大切な事を学んだ。
「恋に酔っていいのは、ほろ酔いまで。」
私達は付き合って、一年の歳月が経過していた。
今日は思い出のクレープ屋さんに、翔太と足を運んだ。
唯華
唯華
翔太
唯華
唯華
翔太
クレープなんて、私たちのとっては二種類しかない。
唯華
翔太
翔太
唯華
私達はクレープを買って、近くの椅子に腰掛けた。
唯華
翔太
今日のクレープはいつものクレープよりも何倍も美味しく感じられた。
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
翔太
唯華
唯華
唯華
翔太
私達の視界には、イチゴバナナチョコクレープを持った樹がいた。
樹
樹
もう、私は知っている。樹が私の初恋だって事を。
樹
樹
樹は一呼吸置いた後、口を開いた。
樹
樹は初めて私の名前を呼び捨てで呼んだ。
その後、樹に言われた通り何も言葉を発さなかった。
沈黙の中で口を開いたのは樹だった。
樹
樹
翔太
樹は私に言ったことをまだ覚えていた事に、拍子抜けしてしまった。
唯華
最後は皆で口を揃えて言った。
「恋に酔っていいのは、ほろ酔いまで。」
そして、
「恋はほろ酔い気分で」
これにて、「恋はほろ酔いで」は完結になります。
応援や暖かいコメントありがとうございます! そして、今回の作品にハマって見てくださった皆さんありがとうございます!他の作品も是非見てください!
そして、表紙の画像は手作りで、ほろ酔いで の所にあるハートは手書きでダサくなってしまったのは内緒🤍
ということでありがとうございましたー!!!
コメント
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このお話最高すぎます!天才すぎるよ!
最高!天才だね