とあるメイドに恋をした

設定 ○ないこくん ･いふくんの友達 ･高校生 ･気になってる人が.....？ ○りうらちゃん ･女体化してます ･メイドカフェで働いてる ･高校生 ･つらい過去があるみたいで.....

〜注意〜 本人とは関係ありません 通報はしないでください ⚠️こちら女体化小説です 前回の【青水】と違い ちょっと暗い系が混ざってます

ふと、あの2人の顔が浮かんだ

脳裏にちらっと赤髪の女の子が現れた

あの子は名前が分かんないから 指名しようがない

特徴が赤髪だけだから 情報が少な過ぎる

なぜか気になってしまう子だった

ほとけっちは顔を少し火照らせた

俺はしばらく茶化したあとに 本題に入った

行く途中

ｶｺﾝｯ...

ｶｺﾝｯ...!

引き戸をゆっくり開けた

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ...

ｶﾀﾝｯ...

竹が傾き、少しだけ水が跳ねた

ﾎﾟﾂ.....ポツポツ...

ザァー！！(雨の音)

そこには傘をさしていない フードを深く被って 座っている人がいた

赤い瞳、赤い髪.....

俺はさっきより 声のボリュームを 下げて言った

がちゃっ

りうらは俺よりかなり背が小さいから パーカーが少しブカブカだった

俺はいつもより早く起きて、 学校に行く前にりうらを 見送ることにした

が、そこに広がっていたのは 想像を超える景色だった

机や椅子が倒れたり、食器が 割れて床に散乱していた

りうらは泣きながらしゃがんで 椅子などをどかし始めた

割れた食器などお構い無しに 破片で指を切ってもやめなかった

りうらの背中で見えなかったけど、 白い塊のようなものを抱き上げた

うさぎだ.....

ごめんなさい！ごめんなさい！

は''ぁ？？聞こえねーよ！！

ﾄﾞｶﾝｯ!!ｶﾞｯｼｬｰﾝ!!

痛い...やめて.....くださ、い...

りうらの母親は父親に 暴力を受けていた

母親がいないときはりうらにも よく拳を振り上げた

りうらは父親の恐ろしさを 十分理解していた

だから、あのとき母親を 助けることが出来なかった

ﾄﾞﾝﾄﾞﾝｯ!!

おいっ！そこにいるんだろ！！？

分かってるんだよ！！出てこいよ！

あれから母親は父親の 暴力を受けてたときに バランスを崩し、机に 頭を打って亡くなってしまった

それから父親の怒りは全て りうらに向けられるようになった

庇ってくれた母親もいなくなり、 鍵付きの自分の部屋に 引きこもるしかなかった

りうらはとうとう耐えれなくなり 家を抜け出した

人への恐怖を抱いていたのは 父親の暴力が原因らしかった

特に男性にはかなりの 恐怖を抱いていた

だから上手く声を出すことが 出来なくなった

人との会話も心を開いた人にしか 出来なかった

カランカランッ

それからりうらはメイドカフェに 働き始めた

家は、メイドカフェの2階にある 家に2人で暮らしていた

このまま幸せになれる... そう思っていた

ないこくんに会う 数時間前

お店を閉じたあと、 最悪の出来事が起きた

ﾄﾞﾝｯ!パリーン！

りうらっ！！ここにいるんだろ！？

突然、父親がお店に押しかけてきた

お''いっ！！早く開けろ！！

そのあと、父親がお店を 散乱させたらしい

りうらは行くあてもなく 道をさまよっていたところを ないこが見つけた

〜状況説明〜 りうらちゃんが右耳に着けてて、 ないこくんが左耳に着けてる 2人の距離がめっちゃ近いって ことです☆

※2人の距離がめっちゃ 近いことを忘れずに♪

今の状態＋キュン死＝予測不可能

何やかんやで花屋に来ました

ないこくんの瞳と髪の色が浮かんだ

ｶﾞｼｯ!!

いきなり髪を掴まれて 思わず叫んでしまった

ﾄﾞﾝｯ!(殴る音)

これ以上やると警察呼びますよ？

もうりうらに近づかないでください

次はないですよ？

ぎゅっ...

涙が次から次へと零れた

普通は逃げたいはずなのに..... 突き放すはずなのに... なんだろ.....

思わず抱き返してしまった

ｶｻｯ...

この日、2人は付き合いました♪

それからしばらく経った

あれからりうらは上手く 会話が出来るようになった

他の人にも徐々に心を開くことが 出来るようになった