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ガチャッ

shk

!?

kn

シャークん。ご飯だ…よ…?

shk

あ…。

やばいやばいやばい…! バレ…た…?

kn

……

トコトコ…

近寄ってくるきんときは凄い怖い顔をしている。

shk

き…んとき…っ。

ギュッ…

shk

へ…?

kn

辛いんだよね…っ。

kn

1人で…抱え込んでるんだよね…。

ポタッ…ポタッ…

青色から、綺麗な雫が零れ落ちる。

shk

きんとき。血…ついちゃう…。

切ったばかりでまだ包帯を巻いていない腕が、きんときの腕についてしまうギリギリ。

kn

いいよ…っ?

shk

えっ…

kn

…俺の腕に血をつけても、服に涙を流しても、いいんだよ?

kn

俺は、シャークんを否定しない。
…仲間だよ…っ。

shk

っ…うっ…。グスッ きん…ときぃ…

kn

うん…?

shk

つらいよ…。もう…

shk

いたいのは…やだ……っ。ポロポロ

kn

そうだよね…っごめんね。守れなくてっ…

ガチャッ

sm

おーい、お前ら2人 遅い…。

sm

!?シャー…クん?

sm

大丈夫か?

shk

スマ…イゥ…グスッ

sm

え…?あっ…と?

あたふたしている紫。 それが何故か面白くて。

shk

!…ふふっ…ポロッ

sm

!…ふっ ニコ

kn

はい。腕、出してご覧?

shk

ん。

腕を差し出すと、きんときとスマイルが青ざめた顔をしていた。

shk

sm

シャークん。お前…

shk

っ?

kn

なんで…原型とどめてないの?

kn

酷いよ…これ…っ。

shk

あ…

やばい そう思った時は遅く、俺は

バタッ

倒れた。

kn

!シャークん!?

kn

シャークん!!

sm

っ…貧血だ。

kn

包帯巻いてる所もあるけど…最近かな?

sm

凄いボロボロ…

sm

血が滲んでるのになんで変えないんだよ…。

あれ…?扉開いてる…

br

きんさん?スマイル?

br

なんか凄い音したけど…!?

br

シャー…ク…ん?

壁も床も、シャークんも血だらけで、近くには泣いている俺とスマイル。

その上、近くにはカッターが。

br

えっ…?僕…追い詰めてた…?

kn

……。

ここでバシッと言っとかないと公開する気がする。

俺はそう思ったから、そのまま、口を開いた。

kn

だから、この前言ったでしょ?

kn

シャークんが死んじゃう気がする…って。

kn

まだ死んでないけど、いつ死んでもおかしくないよ?

kn

シャークんという小さな身体に、どれだけ重いものを背負わせた?

kn

シャークんの性格、知ってるでしょ?

kn

ずっと1人で抱え込んで、

kn

どうすればいいか分からなくて。

kn

ずっと悩んで。

kn

どれだけ辛かったか…分かる?

br

グスッ…ポロポロ

sm

きんとき。言いたい事はよく分かる。

sm

だけど、今は止まれ。

はっと我に返り、目の前で泣いている彼に謝る。

すると、

br

ごめっなさ…。シャークんへの信頼は充分あったの。

kn

え…

br

なのに…っ。片方の言い分だけで、関係を崩した。

br

っ。シャークんが、そんな事しないって分かってた…。

br

わかってたのに…。本当に…

br

ごめんなさい…っ。ポロポロ

sm

kn

そうだったんだ…。きつく言って…ごめん。

br

ううん。いいの。僕たちの方が悪いしね。

トコトコ…

シャークんが眠るベッドへ近づく赤色。

シャークんの手を優しく、そっと握り

br

ごめんね、シャークん。

br

謝って済むことじゃないけど、もう悲しませないよ。絶対に。

shk

…ぶるー…く?

br

シャークん!!

shk

!ビクッ

br

あっ…と。その、ごめんなさい!

shk

…え?

br

シャークんが虐めるわけないって分かってた。片方に言われたことだけ信じて…

br

ごめんなさい…っ

shk

!じゃあ、仲間?

br

! パァァァァァ

br

うん!

shk

良かった…ありがとな。信じてくれて。ポロッ

br

ちょっと〜。泣かないでよ〜…。ポロポロ

shk

w。お前もな…ポロッ

br

だってぇ〜…うわぁぁん ポロポロ

shk

…ww、嬉しい。

br

僕もぉぉぉ…

kn

とりあえず…ぶるーくの誤解は解けたな…。

ドタドタッ

バンッ!

俺は…なんのために…?

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