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面白いです!
あああ''ががが''
好き好き!
こ。(主!)
こ。(主!)
こ。(主!)
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それから数日後
先輩ともDMで話さないし、姿すら見かけることがない
まあ2学年離れていたら関わりもあまり無いし…
というか!会ってもかっこよすぎて声が掛けられず 常に先輩の周りには人がいるのでそこに行く勇気はない
な
それでも先輩への想いは勝手に募っていくばかり
あっという間に次の日になった
な
いつ話しかけてもいいよう、毎日髪の手入れなどは 欠かさず行っている
今日こそ話せたら…覚えているか確かめられたら…
その想いを胸に、学校へと駆け出した
…
そして今日も、先輩に会えないまま放課後になってしまった
な
翔
な
翔くんにだって助けて貰ってばかりだ
翔
な
そうか…委員会があったんだった…
…委員会?
そういえば先輩は保体委員になっていたはず
すると、校内放送が流れた
~~♪
えー、今日の委員会、急遽保体委員も行うことになりましたので 委員の方は1階のホールまでお越しください
な
な
僕が今いるのは1階から2階を繋ぐ階段
…もしかしたら…先輩来るかも…?
少しの期待と大きな不安を抱え、そのまま様子を窺っていると、
な
す
ちょっと忙しそうに階段を降りている先輩が通った
…今、1人だ!
委員会を控えている先輩に声をかけるのは気が引けたが、 チャンスは今しかないと思い、自らの背中を押した
な
す
な
緊張のあまりいつものような声が出せない
暴れる心臓を抑え、聞きたかったことをぶつけた
な
な
す
す
少しの沈黙の後、先輩は声を上げた
な
す
覚えていてくれたことの嬉しさと驚きから 頭が真っ白になり、次の言葉が思いつかない
先輩は委員会に行かないとなのに…!
気持ちが焦るばかりで、なかなか声が出せない
す
あまりに変な顔をしていたのか、 急いでいるだろう先輩が優しく顔を覗き込んでくれた
一瞬で顔が熱くなる
な
な
す
す
ひらひらと手を振って先輩は階段を駆け降りていった
な
めっちゃ緊張した……死ぬかと思った…
結局覚えているかどうかは聞けなかったけど、僕の心は幸福で満たされていた
栖跊side
僕は階段を急ぎ気味に降りていた
校内放送で呼び出されたからだ
といっても、職員室に呼び出されるようなことをしでかした訳では無い
す
そう、放課後に急遽僕が所属している 保体委員の委員会が入ってしまった
というのも、僕は進んで委員をやっているわけじゃない
誰もやろうとする人がいなくて、教室の雰囲気が悪くなってたから 「じゃあ僕が」って手を挙げたんだ
まあ、内容はそれなりに充実しているから後悔はしていない
ぼんやりそんなことを考えていると、後ろから声をかけられた
な
す
周りにそれらしい人物はいない、というかこの子と僕しかいないから 僕で間違いないだろう
な
そしてその子は何か言いたげにしていたが、やがて口を開いた
な
な
…
灰谷くん。
す
インスタで話して、ちょっと可愛いなって思った子。
そして、彼が言っていた数年前の記憶と結びついた
な
す
途端に彼は顔をぱあっと輝かせて、だけどすぐに黙り込んでしまった
少しばかり沈黙が気まずかったので、思わず声をかける
す
な
な
す
す
彼は慌てふためいてそう言った。ほんのわずかに 顔を赤くしているのが可愛らしい。
でもそれ以上困らせる訳にも行かないので、 僕は軽く手を振って委員会の集合場所へと向かった