俺はそのすぐあとに退院した
家族全員が迎えにきてくれた
自宅まで四時間ほどの長いドライブ
家に着くまで会話は途切れることなく、車内は明るかった
俺はのあさんの話をした
笑ったり、泣いたりしながら話した
みんな穏やかな表情で聞いてくれた
俺たち家族は、 仲がよかったあの頃のように、 明るい家族に戻ったような気がした
俺が学校に復学したのは二月の半ばだった
俺が心臓病だということはクラス中に知れ渡っていた
流石に冬休みが明けて一ヶ月も学校に来なければ、
先生も話さざるを得なかったようだ
もちろん余命のことは伏せられている
じゃぱぱ
俺が余命一年と宣告されてから一年が過ぎた
のあさんと出会っていなければ、
俺は今頃タヒんでいただろう
だからこの絵は、
のあさんが俺にくれた第二の人生の最初の絵
ということにした
るな
じゃぱぱ
るな
るな
るな
るな
じゃぱぱ
るな
るな
るな
るな
じゃぱぱ
俺が描いた絵は、あの日果たせなかった約束だ。
病室の窓から見える虹色に輝く数発の花火
俺とのあさんは並んでその花火を見上げる
病室の窓にはたくさんのてるてる坊主__
ベッドテーブルには六本のガーベラが病室を華やかに彩っている
なおきり
なおきり
じゃぱぱ
なおきり
じゃぱぱ
なおきり
俺が選んだのは“仏花”だ
無言で会計を済ませる
店の出口に向かい、ふと足を止め、振り返った
じゃぱぱ
なおきり
じゃぱぱ
じゃぱぱ
なおきり
なおきり
なおきり
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
なおきり
なおきり
桃井家之墓
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱ
ヒューーー
じゃぱぱ
じゃぱぱ
コメント
7件
泣いた
やっと気づいたね のあさんの方に早く行かないって言う約束も守れたねだからもしのあさんの方に言ったら花火の約束もやってね