風は真冬の様に冷たく
音は地面吸い込まれ
下には骸骨の地面がある
レイン・パラノイア
骸骨は人間のものだけじゃない
深海魚の様なもの
太古の生物の様なもの
無理矢理くっつけたキメラの様なもの
…まって、なんで、
レイン・パラノイア
記憶を思い出してるの?
レイン・パラノイア
…ああ、こんな自分思い出したく無いのに
レイン・パラノイア
現実世界でも、誰からも愛されなかったなぁ
レイン・パラノイア
気づいたときはもう遅くて、捨てられた後だった。
骸骨で足を取られ一歩一歩が重く感じる。
…でも見つけた
大きな穴を
…穴を覗いた。 風の音が反響し、自分の息の音も、反響する。
全部、鮮明に聞こえる。 見える。 感じられる。 思い出せる。
ああ、そうだ
ここ、前にも来た。
亡くなった人を思いながら寝ると来るレベル。
…あの世と言ってもいいかもね
でも、私はなぜ?
なぜ今きたの?
もしかして、私は、現実世界の私は、もう…
レイン・パラノイア
穴から透けた白い手が自分の腕を掴み、穴に引き摺り込まれる
穴へ勢い良く落下していく
そして水の中にいるような感覚に陥る
ああ…何も見えない
記憶も薄れる
感じれない
でも、聞こえた
#@;8@
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#@;8@
#@;8@
#@;8@
#@;8@
#@;8@
#@;8@
レイン
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ
レイン
レイン
レイン
レイン
レイン
フェイスリング
フェイスリング
フェイスリング
フェイスリング
フェイスリング
フェイスリング
レイン
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