テラーノベル
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今でも忘れない
初めて及川と出会ったのは
小4の夏だった
あの日はとても暑くて
公園なんかにいれないほどの猛暑だった
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
一華
一華
思織
思織
ぬし
ぬし
一華
ぬし
小4の夏休み
思織と公園でバレーをしてた
一華
一華
なんであんなに暑いのに公園でバレーやってたのかはその日の私しか分からない
思織
思織
思織
一華
一華
思織
思織
一華
思織
一華
思織
思織
思織
思織
📞ちょっと一旦お家帰ってきて〜
思織
思織
一華
一華
一人でバレーを続けようと思ってやってた
そしたら
??
一華
2人組のうちの1人に声をかけられた
茶髪でこんな暑いのに半袖のパーカーを着てた
瞳も茶色っぽくて
思わず綺麗だと思ったほど顔が整った男の子
??
??
岩泉
岩泉
及川
第一印象は“賑やかな人たち”だった
一華
一華
一華
及川
及川
岩泉
岩泉
及川
一華
一華
一華
及川
岩泉
一華
及川
岩泉
一華
及川
岩泉
岩泉
一華
一華
(一華〜!
一華
及川
及川
一華
初対面の男の子に下の名前で呼ばれることは
私にとっては珍しいことではなかった
いつも男女みんなと仲良くできていると思うし
同じクラスの男の子にも名前で呼ばれることが多かったから
特に問題はなかったのだけれど、
ドクンッ ドクンッ
一華
一華
岩泉
思織
思織
思織
岩泉
及川
この日
初めて彼らに会った
ちゃん付けで呼ばれるこの感じ
違和感とは少し違う
変な感じがした
長い月を経て
私達は高校一年になった
一華
一華
○○
一華
一華
○○
一華
??
一華
一華
一華
一華
??
??
??
??
??
○○
一華
一華
○○
侑
治
侑
一華
○○
侑
治
侑
○○
侑
○○
侑
侑
治
一華
○○
侑
一華
○○
一華
一華
○○
○○
一華
侑
一華
治
侑
治
わかる。
○○
侑
一華
侑
○○
侑
○○
治
こいつらおもろいな。
一華
○○
治
○○
治
○○
一華
??
??
一華
思織
あれ、これって
あぁ、そうだ思い出した
思い出してしまった
これは、私の過去だ
あぁ、なんでこれが夢に出てきてしまうのだろう
もうあそこには帰れないのに
恋しくなっちゃうじゃないか
そして、あいつ
“私はあいつが嫌い”
今までこう思ってきたんだ
こう思うことで私は楽になれると思ってたから
でも、これが間違いだった
これが更に私の首を絞めていたとは
思ってもいなかった
あの頃の私は思う余裕もなかった
「 言えない理由は、多分全部君のせい 」
𝒑𝒂𝒓𝒕 1