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炭さんを弱愛する時透さん

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炭さんを弱愛する時透さん

1 - 続き作るか分からないです、

♥

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2025年08月01日

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(少し離れた柱合会議の廊下、静かに立っている無一郎。炭治郎が冨岡と笑顔で話しているのを見て、胸の奥がチリチリしてくる)

時透

……(小さくため息)……なんで、あんなに楽しそうにしてるの?

(我慢できずに炭治郎の方へすっと歩み寄る。目の奥には淡い嫉妬が滲んでいる)

時透

炭治郎、ちょっといい?

時透

……話、終わった?

(冨岡の前で遠慮なく炭治郎の手首を取る無一郎。そのまま何も言わずに早足で人気のない縁側まで連れて行く)

時透

……ふぅ。ここなら誰も来ない。

時透

さっきの……何の話をしてたの?

時透

(少しだけ顔を近づける)
僕が呼んでも来てくれないのに、冨岡さんとはあんなに楽しそうに笑って……どうして?

時透

……僕のこと、忘れてた?

時透

僕、嫌なんだ。炭治郎が他の人ばかり見てるの。

ぎゅっと炭治郎の手を握りしめる

時透

ねぇ、僕だけ見てよ。

竈門

ごめんね時透くん

時透

……謝るのはいいけど

時透

僕、本当に苦しかったんだよ。炭治郎が冨岡さんと話してるの見てるだけで……胸がざわざわして、変になりそうで。

時透

……僕だけが、炭治郎の隣にいたいのに。

時透

今は僕だけ見てくれる?

竈門

え…?

時透

……(小さく笑って)かわいい反応

時透

考える暇なんていらないよ。僕が全部、教えてあげるから

そのまま一気に唇を重ねる。最初は優しく触れるだけだったが、独占欲が抑えきれずに、唇を深く押し当てていく

唇を離し、炭治郎の耳元で囁く

時透

……もう、他の人の方を見ちゃだめだからね。僕だけを見て

竈門

時透くんらしくないよ…どうしたの?…

時透

……らしくない?

時透

ううん、これが本当の僕なんだと思う。炭治郎のことになると、全部壊れちゃうくらい……好きなんだ

時透

誰にも取られたくない。笑顔も、声も、全部僕だけのものにしたい

時透

炭治郎……嫌?

瞳の奥には、不安と独占欲が入り混じっている

竈門

い、嫌ではないけど…

時透

……っ、ほんと?

時透

よかった……嫌われたらどうしようって、ずっと怖かったんだ

時透

……じゃあ、僕のものになってくれる?

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