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上原楽1家

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上原楽1家

3 - 上原楽の一族(番外編)

♥

202

2020年03月24日

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作者【ばなな】 これは、上原楽の一族の違うENDロールになります。 是非こちらも見てください!

紗良達は今日の夜お父様からの呼び出しで集まることになった。

全員が集まった時電話が来た

上原紗良

もしもし

お父様

おぉ、紗良か

上原紗良

どうなさいました?

上原紗良

みんなもう集まってますが

お父様

そうか、ただすまない、俺は急用で行けなくなった

お父様

ただ、お前に伝えたいことがある…

上原紗良

なんですか?

お父様

お前はあと1年で死ぬ

上原紗良

え?な、何を言い出すのですか?

お父様

お前は、ガンを持っているんだ

上原紗良

そ、そんな…嘘ですね?

お父様

これは本当だ。一応伝えといた、アイツらに伝えるかは自分で決めろ。

お父様

以上だ

ピッ

神谷まおと

お父様は?

上原紗良

あ、用事で来れなくなったんだって

神谷まおと

そうか

桐ヶ谷零

じゃあ俺らどうしたらいいんだ

相崎璃人

帰るか?

桐ヶ谷零

もう、泊まろーよ!

神野瑛介

いいか?紗良

上原紗良

神野瑛介

神野瑛介

紗良!

上原紗良

え、あっごめん

上原紗良

何?

神野瑛介

今日泊まってもいいか?

上原紗良

あ、うん

神谷まおと

どうした?

上原紗良

いや、別に

上原紗良

(私がガンを持ってるなんて)

上原紗良

(それも余命は残り1年…)

上原紗良

(そしたら、みんなとはお別れなの…)

上原紗良

(そんな…もっとみんなと居たかったのに…)

上原紗良

(みんなには言わないようにしとかないと、絶対心配するよね)

上原紗良

(私の最後の力を使って、みんなから記憶を消すしかないのかな…)

上原紗良

(みんな、私を忘れる…)

上原紗良

(なんか寂しいな…)

上原紗良

(けど…この方法しか思いつかないんだよね)

上原紗良

(はぁ、)

上原紗良

(まおと…)

上原紗良

(私を忘れたら違う子を好きになるのかな)

上原紗良

(それで幸せになるのかな)

上原紗良

(まおとは私のことを…)

上原紗良

(ダメだ…涙が止まらない…)

上原紗良

どうしよう…

神谷まおと

ん?なんで泣いてんだよ

上原紗良

え、あっごめんなさい

桐ヶ谷零

どうした?

相崎璃人

お前が泣くなんて何かあったのか?

神野瑛介

教えろよ

上原紗良

べ、別に

上原紗良

みんなとこうゆう風に一緒に入れて幸せだなって…

相崎璃人

これからも一緒だぞ!

上原紗良

そ、うだね…

上原紗良

(それならいいけど…)

神谷まおと

(様子がおかしい…)

神谷まおと

(なんでだ…)

上原紗良

わ、私部屋にいるね

ガタン

神谷まおと

なんか様子変じゃないか?

桐ヶ谷零

それは思う

神野瑛介

なんだろな

相崎璃人

隠してることあるだろ

その頃……

上原紗良

はぁ

上原紗良

(やっぱりダメだ)

上原紗良

(みんなと会えないなんて)

上原紗良

(それに、記憶も忘れて貰わないといけないなんて…)

上原紗良

(もし、記憶を残したままだと探したりするよね)

上原紗良

(上原楽のことも全て消して、解き放った方がいいことはわかってる…)

上原紗良

(それに、まおとも)

上原紗良

(本当に私の事が好きなのか分からない)

上原紗良

(上原楽の姫として、かもしれないし…)

上原紗良

(それでも私は好きなんだけどな…)

上原紗良

(ダメだ、ネガティブ思考になっちゃう)

上原紗良

(それに、涙が止まらない)

上原紗良

(私にとってみんなは家族みたいなもの)

上原紗良

(みんなとずっと一緒にいる、それだけでよかった)

上原紗良

(なのに…)

上原紗良

(私だけ先に……)

上原紗良

残りもあとない…

上原紗良

この1年…楽しむしかないか…

上原紗良

特に、まおととは…

上原紗良

(。•́ωก̀。)…グス

そして、夜が明けた

上原紗良

(昨日は結構泣いたな)

上原紗良

(ガンを治す方法ってあるのかな)

上原紗良

(あるのなら手術でも受けたい…)

上原紗良

(けど…受けて成功した時)

上原紗良

(……)

上原紗良

(結果的には私と、上原楽のことは忘れてもらうしかない…)

なぜなら、上原楽はとてもいいとは言える組織ではなかったのだ…

学校の人も知らない、特別的な組織

ずっと覚えていると行けないという伝承がある

上原紗良

(はぁ)

お父様

おぉ、みんな起きたか

お父様

少し話があるんだ

上原紗良

……

神谷まおと

なんですか?

お父様

実はだな…

お父様

紗良のことなんだが

上原紗良

(え、私の事)

上原紗良

(まさか、ガンのこと言うんじゃ…)

上原紗良

待って、何を言うつもりですか

お父様

大丈夫だ、その事は言わん

お父様

紗良を少しだけ、大阪に行かせる

上原紗良

えっ…

桐ヶ谷零

大阪に!?

相崎璃人

何故ですか

お父様

それはこちらの都合なのだが

お父様

1度母に合わせるためだ

上原紗良

お母さん…?

上原紗良

けど!

お父様

わかっている、みんなと居たいことは…

上原紗良

じゃあ

お父様

けどな、これは上原楽のボスとしての命令だ

上原紗良

……

上原紗良

わかりました…

上原紗良

(そんな、もうみんなと会えないの…)

上原紗良

(東京から大阪はとても遠い)

上原紗良

(私は余命1年だって言うのに…)

上原紗良

(酷いよ…)

神谷まおと

いつまで大阪にいるんですか

お父様

1年だ

上原紗良

えっ…1、年

桐ヶ谷零

1年も!?

上原紗良

(そしたら、これで最後ってこと?)

上原紗良

(そんなの嫌だよ)

上原紗良

(みんなとこれでお別れ?)

上原紗良

(そんな…そんな…)

神谷まおと

俺も行きます

上原紗良

ま、おと…

お父様

ダメだ

お父様

これは、紗良一人で行ってもらう

お父様

お前らは

お父様

学校に行かず、この隠れ家にずっといろ

神谷まおと

え。

相崎璃人

何かあったのですか

神野瑛介

教えてください

お父様

お父様

俺ら上原楽を狙ってるやつがいる

お父様

そいつから狙われてるのはお前らだ

お父様

1番の狙いは姫である紗良

お父様

紗良を誘拐したらとてつもないことが起きるから

お父様

大阪に行かせる

お父様

1年という理由は、母が決めたからそれは知らん

お父様

お前らは大人しくここにいろ

上原紗良

…そんな

神谷まおと

紗良とはこれで1年お別れ

相崎璃人

1年も紗良の顔見れないのー

神野瑛介

結構辛いな…

桐ヶ谷零

紗良…

上原紗良

そんな…

上原紗良

みんなとお別れなの……

上原紗良

(また、涙が…)

上原紗良

(これで終わり…)

上原紗良

(そんな…)

上原紗良

(まおと…)

上原紗良

(零…)

上原紗良

(璃人…)

上原紗良

(瑛介…)

上原紗良

(ありがとう……さよなら)

上原紗良

わかりました

上原紗良

いつから行くのですか?

お父様

(いきなり…)

お父様

明日だ

上原紗良

わかりました…準備してきます

お父様

あ、あぁ

そして翌日

お父様

じゃあな

上原紗良

行ってきます。

神谷まおと

紗良…

上原紗良

ありがとう……さよなら

上原紗良

まおとと会えて嬉しかったよ…

神谷まおと

えっ?

お父様

紗良…まだ言ってなかったのか

上原紗良

みんな、ありがとう……じゃあね

そして、紗良は大阪に行った

お母さん

よく来たわね

上原紗良

お母さん…どうして私を?

お母さん

あなた、ガンを持ってるんでしょ

上原紗良

う、うん

お母さん

ここの近くにガンを治したことがある人がいるの

お母さん

だから、その人に頼んで治してもらおうと思ってね

上原紗良

どうして…

上原紗良

私、このまんまでいいです

お母さん

けど、みんなと会いたいでしょ?

上原紗良

結果は、みんな私のことは忘れます

お母さん

どうして?

上原紗良

上原楽の伝承

上原紗良

上原楽に入ったやつはいつかこのことを忘れなければいけない。姫や、上原楽のことを

上原紗良

なので、みんなにはもう会いません

お母さん

……

お母さん

あなたの力を使うのね

上原紗良

はい…

上原紗良

そのための力なんですよね

上原紗良

私…全てを知りました。

お母さん

…そう

お母さん

敬語はやめましょ

お母さん

紗良…よく聞いて

上原紗良

…うん

お母さん

その力を使ってしまうとあなたは死んでしまうかもしれないの

お母さん

力を使う時はあなたも今までのこと全部忘れないといけないの

上原紗良

えっ…

お母さん

特に、まおとくんのことは

上原紗良

どうして…

お母さん

まおとくんの事が好きなんでしょ

お母さん

好きな人がいると嫌っていう気持ちが出てきて、失敗する可能性があるのよ

お母さん

だから…

上原紗良

上原紗良

お互い忘れたらもう…

お母さん

会えないわ…

お母さん

けど…巡り会うこともある

お母さん

学校が同じならその時にまた仲良くなる可能性はある

上原紗良

お母さん

ただし、好意を寄せてくれるかは分からないわ

お母さん

そんなすぐには行かないだろうし、学校の人を好きになる可能性もあるの

お母さん

どうする?

上原紗良

……

上原紗良

忘れずにする方法もあるの?

お母さん

一応わね

お母さん

私はその方法を使ったから

上原紗良

お母さんが…

上原紗良

やっぱり先代の姫なのね

お母さん

そうよ…

お母さん

その方法は私は成功したわ

お母さん

けど14年間眠っていたそうよ

お母さん

その間に歳もとった

上原紗良

14年間!?

上原紗良

そんな

お母さん

これは、人によるけど

お母さん

あなたがどうしたいかを選びなさい…

上原紗良

私は一人でやる

上原紗良

では

お母さん

儀式はここでやるしかないのよ

上原紗良

…え

お母さん

東京では出来ないの

上原紗良

…わかりました

上原紗良

じゃあやってきます。

お母さん

え、もういいの?

お母さん

今から帰ってみんなに会ってきてもいいのに

上原紗良

みんなにあったら、絶対帰れなくなる…

上原紗良

(そうよ、もう忘れるしかないのよ)

儀式を進めた

そして、儀式が終わった

お母さん

お母さん

紗良…あなたはどの方法でやったの…

上原紗良

お、お母さん

上原紗良

成功したの?

お母さん

えぇ

お母さん

それで、どうしたの?

上原紗良

まおと達だけ、記憶を消した

上原紗良

私と上原楽のことを

上原紗良

ただ途中で…

上原紗良

もしかしたら、少し覚えてるかもしれないけど、

お母さん

これでいいのね…

上原紗良

…うん

上原紗良

(やばい、涙が止まらない)

上原紗良

(まおとはもう私のことを知らない)

上原紗良

(上原楽のことも、今までのこと全てを……)

お母さん

紗良…

お母さん

こんな思いにさせてごめんね

その後、私は東京に戻った。

神谷まおと

なぁ、俺らなんでここにいたんだ?

桐ヶ谷零

それな!

相崎璃人

怖ぇ

上原紗良

あっ…

神谷まおと

え、誰?

上原紗良

(そっか、私のことは…そうだよね)

上原紗良

(涙が…こんなところ見られたくない。)

神谷まおと

え、ちょっと!

桐ヶ谷零

あーあ、行っちゃった

相崎璃人

知り合い?

桐ヶ谷零

さぁ

神谷まおと

なんか見覚えあるような

桐ヶ谷零

まじ?

神野瑛介

ダサい女

相崎璃人

けど俺もなんか…

神野瑛介

そう言われると…

桐ヶ谷零

何かあるような…

上原紗良

(いつもと違う)

上原紗良

(やっぱり、みんながいないだけで)

上原紗良

(寂しいな)

上原紗良

(こんなことなら死んだ方がマシだったかも)

上原紗良

(まおと…)

上原紗良

(あっ、あの子)

上原紗良

(まおとのことが好きって言ってた子だ)

上原紗良

(あの子と付き合うのかな)

上原紗良

(もうあの頃みたいにデートしたり出来ないんだよね)

上原紗良

(一緒に笑いあったり出来ない…)

上原紗良

(ダメだ…私ったら、)

上原紗良

(自分で決めたことでしょ)

上原紗良

(……)

上原紗良

(でも、ずっとこれが続くなら)

上原紗良

(死にたい…)

神谷まおと

(あれ、あの子に見られてた気が…)

上原紗良

(。•́ωก̀。)…グス

上原紗良

(学校で泣いてどうすんの…)

神谷まおと

(あの子泣いてる…また…?)

神谷まおと

(ウッ…頭が)

神谷まおと

(なんだ、この記憶)

神谷まおと

(アイツと?)

神谷まおと

(何かを忘れてるのか?)

神谷まおと

(ダメだ、思い出せねぇ)

神谷まおと

(このまんまだと嫌だ、何かあるはずだ)

上原紗良

(屋上に行ったら死ねるかな…)

上原紗良

(……)

私は屋上に向かった

神谷まおと

(アイツどこ行くんだ)

上原紗良

(はぁ)

上原紗良

(これで楽になれるのかな)

上原紗良

(まおとは他の人と幸せになるのかな)

上原紗良

(まおとは…)

上原紗良

まおと……

神谷まおと

(俺の名前…?なんで)

屋上に着いた

上原紗良

(はぁ)

上原紗良

さよなら自分

上原紗良

そして、上原楽のみんな

上原紗良

まおと…大好きだったよ

上原紗良

ごめんね、自分勝手なことして…

神谷まおと

おいっ!待て!

上原紗良

…えっ?

上原紗良

まおと…?

上原紗良

キャッ

紗良は風の勢いで足を滑らせた

神谷まおと

俺の手に捕まってろよ!

上原紗良

ど、どうして…

神谷まおと

お前のこと知ってる気がして

神谷まおと

何かを忘れてる気がして

上原紗良

(あの時だ。私が…)

上原紗良

(けど…なんで?)

上原紗良

(まおと…)

桐ヶ谷零

まおと!大丈夫か!!

相崎璃人

お前!何してんだ

神野瑛介

俺らの手に掴まれ!

上原紗良

なんで、みんなが…?

無事、紗良は助かった

相崎璃人

お前のこと知ってる気がする

神野瑛介

なぜだかわかんねぇーけど

桐ヶ谷零

全て話して欲しい

神谷まおと

俺たちは何を忘れたんだ

上原紗良

……

上原紗良

教えたらダメなの

上原紗良

自分自身で見つけないと行けないの

上原紗良

けど…私耐えきれないよ

上原紗良

みんなと離れるなんて無理…

上原紗良

(教えたらダメなことは知ってる)

上原紗良

(私に被害が当たる)

上原紗良

(それでも、みんなと一緒にいたい!!!)

上原紗良

まおと…

上原紗良

信じてくれるかは分からないけど

上原紗良

私とまおとは付き合ってるんだよ……

上原紗良

他に好きな人がいるかもしれない

上原紗良

けど…私は好きだったよ?

上原紗良

1度もまおとのことを忘れたことなんてない

上原紗良

まおとは私にとって大切な人なの

上原紗良

ごめんね、こんなこと言って

上原紗良

自分でわかってるよ、まおとを縛り付けてるだけだって

上原紗良

上原楽の姫としてだったなんて

上原紗良

それでも嬉しかった

上原紗良

私のことを好きって言ってくれて

上原紗良

ありがとう……

上原紗良

零…

上原紗良

私のことをいつも支えてくれたんだよ。

上原紗良

危ない時に絶対助けてくれた

上原紗良

命の恩人なんだ

上原紗良

上原楽の一族としても大切に思ってる

上原紗良

ありがとう……

上原紗良

璃人…

上原紗良

しっかり怒ってくれたり、笑かせてくれたり、

上原紗良

楽しかった、ありがとう……

上原紗良

瑛介はお兄ちゃんみたいな存在で、私のことを引っ張ってくれる。

上原紗良

ありがとう……

上原紗良

みんなには感謝の気持ちでしかない

上原紗良

忘れさせたのは私なのに

上原紗良

何変なこと言ってんのって感じだよね

上原紗良

ごめんね、

上原紗良

けど…私は……

上原紗良

みんな大好きだったよ!(ダメ、涙が止まらなくて……)

上原紗良

ごめんね、こんなことして

上原紗良

けど…もう遅いよね

上原紗良

これで終わりにするよ

上原紗良

私も記憶を消したら、これでチャラ

上原紗良

(なんでだろ、力が…)

上原紗良

(まおと…さよなら)

神谷まおと

待て!

上原紗良

えっ…?

神谷まおと

……ごめん

神谷まおと

俺、全部忘れてた

神谷まおと

紗良との記憶!

上原紗良

…え?

上原紗良

なんで…?

神谷まおと

紗良……ほんとにごめん

ギュッ

私を抱きしめてくれた

上原紗良

まおと…?

神谷まおと

ほんとにごめん

神谷まおと

俺、紗良に対して酷いことした

神谷まおと

クラスの女子と話してた時紗良が見てるの知ってた

上原紗良

……

上原紗良

ごめんなさい……

神谷まおと

ほんとにごめん!

神谷まおと

俺……

上原紗良

もういいよ…

上原紗良

記憶が戻ったんだ

桐ヶ谷零

俺も済まない!

桐ヶ谷零

そんなふうに思っててくれたのに、知らないなんて言って…

上原紗良

ううん、大丈夫だから、

相崎璃人

俺も酷いこと言って悪かった!

神野瑛介

俺も!

上原紗良

もういいよ

上原紗良

……

上原紗良

(みんなの記憶が戻ったの?)

上原紗良

(なんで、)

上原紗良

(私…)

上原紗良

(けど…伝承が……)

上原紗良

(ダメだ…力が抜けていく……)

神谷まおと

…紗良……?

神谷まおと

おい!紗良!

神谷まおと

おい!

神谷まおと

紗良は?

お母さん

まだ起きないわ

お父様

まさか…

桐ヶ谷零

……

お母さん

伝承は本当だったのかしら

桐ヶ谷零

伝承…?

お母さん

……

お母さん

もう、全てをお話しましょう

そして、全てを話した

桐ヶ谷零

紗良がガン!?

神谷まおと

それを隠してたのか……

神野瑛介

それとこれは?

お父様

分からない

お母さん

もしかしたら、伝承の方かもしれないし

相崎璃人

上原楽のことですか、

お母さん

えぇ

お父様

もしかしたら目が覚めないかもしれない…

桐ヶ谷零

そんな……

お母さん

きっと、あなた達に力を上げたのよ

神野瑛介

えっ?

お母さん

本当なら、あなた達が倒れるはずなの

お母さん

けど、紗良が倒れたということは

お母さん

最後の力、もう少ししか無かった力を使ったのね

お母さん

それも、儀式からそんなに間も空いてなかったから

お母さん

……

お父様

あぁ…

相崎璃人

そんな…

桐ヶ谷零

俺らのために…

神谷まおと

紗良…

俺は、紗良の手をずっと握ってた

そして、みんな帰っていった

お母さんも、お父様も

だが、俺は残った

神谷まおと

(紗良…早く目を覚ましてくれ)

神谷まおと

(なんで俺らのために…)

神谷まおと

(それにあの時)

神谷まおと

(姫として好きなんだろうけど、って言ってたけど)

神谷まおと

俺は、紗良として好きなんだ

上原紗良

……

神谷まおと

紗良…?

上原紗良

…まお…と?

神谷まおと

大丈夫か?

上原紗良

う、ん

神谷まおと

良かった…

神谷まおと

(涙が…)

上原紗良

まお…と?

上原紗良

どうしたの?

神谷まおと

ごめん。紗良…

神谷まおと

俺は、姫として好きなんじゃない

神谷まおと

紗良として好きなんだからな!

神谷まおと

それに、もう俺のそばを離れるな!

神谷まおと

それに、悩み事とかあるなら相談しろ

上原紗良

ごめん。

上原紗良

まおと…

神谷まおと

ん?

上原紗良

こんな人でいいの?

神谷まおと

は?

神谷まおと

今更何言ってんの?

神谷まおと

俺は、紗良じゃなきゃダメなんだ

神谷まおと

紗良の優しいところや、笑った顔が好きなんだから\(//Д//)/

上原紗良

(照れてる…可愛い)

上原紗良

そっか…ありがとう😊

上原紗良

私も、まおとといると楽しいんだ。不思議だな

上原紗良

まおとに出会えてよかった

神谷まおと

俺も、紗良に出会えてよかった

それから、2人は結構し、永遠に結ばれたのだった

作者【ばなな】 どうだったでしょうか、少々こちらは違った感じです…… 書いてて自分は感動しました。こんな恋愛してみたいです……(ないですけどね😭) また、次回違う物語出します!

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