超高校級の味噌汁
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超高校級の味噌汁
勝手に死んだ
───そして、ロボロさんは
ロボロsiten
ロボロ『………』
カタカタカタカタ
と、キーボードの音が聞こえる
ロボロ『……………今、何時だっけ…』
ロボロ『チラッ』
ロボロ『…………午前、四時…』
俺がやべぇトントンに叱られるなどと考えていた時
ロボロ『───?!』
身体中に痛みが走った
倒れそうな身体を支えながらインカムでしんぺい神に繋げた
しんぺい神「んん……なぁに?」
ロボロ『ぺ…神…はや、く……情報、管理、室、に、き、て…』
ロボロ『くる、しい…い、たい……』
しんぺい神「?!」
ロボロ『バタッ』
しんぺい神「ロボロ?!ロボロ!」
俺はペ神の俺を呼ぶ声を最後に意識を手放した
ロボロ『……ん、ぅあ?』
しんぺい神『ロボロ、目、覚めた?』
ロボロ『う、ん』
しんぺい神『………ロボロ、悪い情報が二つある』
ロボロ『……悪い、情報?』
しんぺい神『うん』
しんぺい神『まず、一つ目から言うね』
しんぺい神『ロボロは今病気にかかってる』
しんぺい神『でも、それがなんの病気かも、治し方も知らないんだ…』
病気?俺が?でもなんで?なんの?辛いの?
しんぺい神『二つ目、言うね』
ロボロ『う、ん』
しんぺい神『この病気で分かったことは死んじゃう病気ってことなんだけど』
しんぺい神『その病気は、進行が早くて……』
しんぺい神『ロボロは、今週末には死ぬ……』
今週末、俺は死ぬのか…
ロボロ『じゃぁ、さ』
ロボロ『俺の、最後のわがまま、聞いて?』
しんぺい神『………うん』
ロボロ『誰にも俺の病気のことは言わないで』
しんぺい神『?!』
しんぺい神『なんで?!』
ロボロ『彼奴らには、笑ってて欲しいんや』
しんぺい神『………分かった』
しんぺい神『みんなには言わない』
しんぺい神『でも、また倒れそうになったらすぐ呼んで』
ロボロ『うん』
ショッピsiten
最近ロボロさんの様子がおかしい
朝は食堂に来ないし
結構な頻度で医務室へ行ってる
だがロボロさんの様子が変だと思ったのは俺とコネシマさんだけ
あの人は本当に隠すのが上手だ
それは侵入時に役立つスキルだ
でもこういう時は隠さないで欲しい
まぁ、ロボロさんの異変に気づいた俺とコネシマさんは
医務室へ行ったロボロさんを尾行している
ロボロさんは医務係のしんぺい神さんとお話している途中だ
ロボロ『なぁ、薬、ある?』
しんぺい神『まだあるけど、』
しんぺい神『やっぱりみんなに言った方がいいと思うで?』
しんぺい神『ロボロにも負担かかるし』
しんぺい神『ロボロはあと三日で死ぬ』
しんぺい神『だったらみんなに言ったってええやろ?』
ロボロ『嫌や』
ロボロ『俺のわがまま聞く言うたんはペ神やろ?』
しんぺい神『そうだけどさぁ』
ええ?死ぬ?一週間後に?
俺たちは混乱していた
それもそうだろう
自分の仲間が一週間後に死ぬとか言われたら誰だって困乱はするだろう
隣を見ると
アホ面のコネシマさんがいる
これはあとでコネシマさんと話し合わないとな
ロボロsiten
あと二日、それが俺の寿命
そろそろ、身体が動かなくなってきた
これは医務室に行かないとな
ロボロ『ペ神〜』
しんぺい神「ん〜?なぁにぃ?」
ロボロ『医務室行きたいねんけど身体が動かれへんねん』
ロボロ『連れてって欲しいねんけど』
しんぺい神『それはいいけど大丈夫?』
ロボロ『おん。とりあえず医務室へ連れてって』
しんぺい神『わかった、今そっち行くね』
ロボロ『やっぱ医務室の窓際のベッドは最高やわぁ』
ロボロ『秋になると綺麗な紅葉が見れるし』
しんぺい神『………』
しんぺい神『ロボロ』
ロボロ『?なんや?』
しんぺい神『お客さんだよ』
ロボロ『え?』
?お客さんお客さんって?
ガラガラガラガラ
そう音を立てながら開いた医務室の扉の向こうには
ロボロ『コネ、さんと、ショッピ、くん……?』
コネシマsiten
彼は目の前に何故俺たちがここにいるのかわからなく、混乱していた ロボロ
コネシマ『お前病気持ちやろ』
ロボロ『な、なんのことや?』
ロボロ『病気なんて持ってへんで?』
ショッピ『じゃぁ、何故医務室のベッドで寝てるんですか?』
ショッピ『たとえロボロさんでも医務室のベッドで寝れるのは病人だけです』
コネシマ『つまり、お前は病気持ちやから医務室のベッドで寝てるんや』
ロボロ『……なんで、知ってるの?』
コネシマ『お前とペ神の会話、聞いたんや』
ロボロ『……そっか』
コネシマ『ロボロ、お前、泣いてもええねんで?』
ロボロ『?!』
コネシマ『辛かったんやろ、』
ショッピ『苦しかったんでしょ』
ロボロ『……やっぱり似てるなぁ、コネさんとショッピくん』
二人に『………』
ロボロ『……ほん、と、は、死、にた、ない』
ロボロ『もっと、生きてたい、もとっ、馬鹿やって、楽しく過ごしたい』
ロボロ『なんで、俺が、死ぬの?』
ロボロ『なんで、俺が、こんな目に遭わなあかんの?』
目の前にいる彼は、ポロポロと涙を流していた ロボロ
ショッピ『ロボロさん、死ぬのは明日なんでしょ?』
ロボロ『う、ん』
ショッピ『せやったら、明日、ロボロさんにとっての最後の日に、』
ショッピ『俺とコネシマさんと一緒に遊びに行きません?』
ショッピ『明日、俺たち三人休みですし』
コネシマ『お!ええなぁ!それ!』
コネシマ『ってことで!準備しときいな!』
ガチャ バタン
ロボロ『……えぇ?』
ショッピsiten
今日はロボロさんの最後の日
全力で楽しませる!
さて、準備も終わったしロボロさん迎えに行くか
トコトコトコトコ
ドン
ショッピ『いったぁ』
コネシマ『お、ショッピくんやん』
コネシマ『ショッピくんも今からロボロ迎えに行こ思っとったんか?』
ショッピ『はい』
コネシマ『じゃぁ一緒に行こうや!』
ショッピ『まぁいいですけど』
ガチャ
コネシマ『ロ〜ボ〜ロ〜』
ロボロ『ん?あ、コネさんとショッピくんか』
コネシマ『ロボロー!はよ遊園地行くでーーー!』
ロボロ『お、おう』
ロボロ『ペ神、行ってくるな!』
しんぺい神『楽しんでおいで』
ロボロ『おう!』
ショッピ『ロボロさん、まずどれから乗ります?』
ロボロ『ジェ、ジェットコースターから乗りたい』
ショッピ『ロボロさん身長足ります?w』
コネシマ『いや足りひんやろw』
ロボロ『やかましいわ!』
二人『wwwww』
ショッピ『じゃぁジェットコースター乗りましょうかw』
コネシマ『せやなw』
ロボロ『笑っとんちゃうぞ!』
ショッピ『ロボロさん絶叫凄かったっすよ』
ロボロ『仕方あらへんやろ』
コネシマ『お前うるさかったで』
ロボロ『お前もな???』
ショッピ『俺お化け屋敷行きたいです』
コネシマ『お!ええな!』
ロボロ『いあぁあぁあぁぁぁぁ!』
ロボロ『無理無理無理無理絶対に無理!』
ロボロ『引っ張ら行きたくなああぁぁぁあぁぁい!』
二人『Let's go!』
ショッピ『ロボロさんめっちゃ女子みたいでしたよ』
ロボロ『こわいもん…』
コネシマ『かわいーなー!』
そのあとも色々乗った
そして最後、観覧車に乗った
ロボロ『うひゃー綺麗、』
ショッピ『ですね』
コネシマ『な!』
ロボロ『最̥後̥にこんな景色見れて最高やわー』
二人『え?さい、ご?』
ロボロ『………もう、だめ、みたい、やわ(にこ)』
そして、ロボロさんは
死んだ
超高校級の味噌汁
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コメント
6件
いい話。゚( ゚இωஇ゚)゚。
よかったぁ(´;ω;`) 感動ですよぉ(´;ω;`)
感動………?