テラーノベル
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茜
喉がひりつくように言葉がかすれた
動揺で呼吸のリズムすら乱れる
会長の指先が、ためらいなく僕の服へと伸びる
布を扱うその仕草は、妙に手慣れていて、抵抗する間もなくボタンが外されていった
茜
声を上げる僕をよそに、会長は淡々と進めていく
輝
その低い声が耳元で囁かれる
輝
茜
一瞬時が止まったように感じた
呼吸が詰まり、頭が真っ白になる
心臓の鼓動だけが、やけに大きく響いていた
会長の視線が真っ直ぐに僕を射貫く
逃げ場も言い訳もなくーーただこの流れに呑まれていく
会長の顔が近づいた
息が触れあうほどの距離で、逃げる間もなくーー唇が重なる
茜
触れただけのはずなのに、胸の奥がじんじんと熱を帯びていく
すぐにその口づけは深まった
舌が差し込まれ、絡め取られる
茜
息を奪われ思考が溶けていく
抵抗の言葉なんてどこかへ消え、甘い痺れだけが身体を支配していく
背を押さえ込まれ、会長の舌に翻弄されるまま、僕は息を出来ないほど乱されていた
茜
必死に訴える声も、舌で塞がれてかき消される
どれほど時間が過ぎたのかもわからない
ようやく口が離れたとき、僕は息を荒げ、視線を合わせる余裕すらなかった
輝
囁きとともに会長の手がゆっくりと腰へまわる
ップ…♡
そしてーー指先が僕のお尻に触れた瞬間、電流が走ったみたいに全身が跳ねた
茜
慌てて逃げようとしても、しっかりと抱き寄せられ、身動きが取れない
輝
耳元で低く告げられる
その声にぞくりと背筋が震え、僕はただ顔を赤くしてーー抵抗の言葉を失っていた
会長の指がそっと押し当てられる
背筋に冷たい汗が伝い、僕は思わず身体を固くした
輝
囁きと同時に再び唇を奪われる
茜
ッ…ププププ…♡
舌を絡めとられる熱に気を取られているうちに、指が静かに入り込んできた
異物感に思わず震え、腰が逃げる
だが、会長の腕がしっかりと僕を抱きとめ、逃げ場はどこにもなかった
茜
小さな声が漏れても、その隙を狙うように舌が押し込まれ、口の中を支配される
同時に指がゆっくりと動きだし、奥を探るように撫でてくる
茜
知らない感覚に背が反る
必死に抗おうとする僕の反応を楽しむように、会長は唇の端を緩めた
輝
ッププ…♡
囁きが耳朶をくすぐり、さらにもう1本指が押し込まれる
茜
2本の指が広げる圧迫感に、身体が震える
抵抗の言葉とは裏腹に腰の奥に走る甘い痺れからは逃げられなかった
深いキスで息を奪われながら、さらに指は本数を増やしていく
三本目が押し入った瞬間、涙がにじむほどきつく、喉を震わせた
茜
叫んだその直後ーー指先が奥を掠める
グリッ…ッ♡
茜
頭が真っ白になった
電流みたいな感覚が、腰の奥から弾ける
輝
会長の声が低く笑う
指が前立腺をなぞるたび、僕は声を押し殺せずに震えた
茜
必死に言い張るのに、身体は正直に跳ねてしまう
そのたびに会長はさらに深く、ゆったりと僕を慣らしていった
グリッ…
輝
にこりと笑いながら、会長が僕の前を触れる
茜
茜
会長は僕の反応をじっと見つめ、低く、小さく笑った
輝
その一言だけで背筋がゾクリとする
余裕でたっぷりで、けれど確実に僕を弄んでいる
輝
ジュプププ♡
言葉が終わると同時に、身体の奥にじわじわと快感が押し寄せる
指先が奥へ奥へと侵入する度、身体の奥底がじわじわと熱く、疼く
腰も肩も勝手に跳ね、声が漏れる
悔しいけれど、身体は正直だ
茜
淡々と呟いてみる
挑発のつもりだっけれど、声が震え、身体は反応してしまう
ジュップン…♡
会長はにやりと笑い、さらに巧みに奥を刺激する
クチュ…クチュッ…
指の動きに合わせて、腰が勝手に揺れ全身の神経が一点に集中していく
頭の中は快感でぐるぐると渦を巻き、思考はぼんやりとしていく
茜
指が奥で絶妙な角度を捉えるたび、胸の奥で電流が走り全身が痺れる
身体の奥が耐えられなくなる直前、快感が一気に頂点をかけのぼる
茜
全身の力が抜け、腰も肩も痙攣する
逃げようとしても無駄で、身体の奥がねじれるように震え、指の動きと熱が絶頂を極限まで引き上げる
会長は冷静に僕の反応を観察しながら指を止めない
脳が快感で溶けそうになる
茜
ブシシャッッァァァ……♡♡
身体が勝手に痙攣する
悔しいけど、止まらない
身体の奥で沸き上がる熱と快感に思わず全てを委ねてしまう
ーーーー
はい!
ここまでです!
長くなったかも…笑
まさかの…S○Xまでいかないという…
あはっ☆
つぎ、S○Xになりますので…お楽しみに!
じゃ、ばいちゃーー
コメント
3件
文才がありすぎて神がかってます .ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ 表現力ありすぎじゃないですか .ᐣ.ᐣ.ᐣ 絶対国語のテストの点数いいですよね .ᐣ(?) フォロー失礼します .ᐟ
あの、ほんとに好きなんですけど……めちゃくちゃ文のセンスが良いって言うか…とても具体的でめちゃくちゃ興奮しますた(鼻血)フォロー失礼します🙇🙇🙇