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コメント
7件

コメント失礼します(* .ˬ.)" とても大好きで楽しみに見てます 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます 続きを楽しみに待っています

過保護ですねって深緒が言ったら零くんが悪いですかって即答するの好き🤭最後の犬はゼロの日常の犬かな🤔 今回も最高でした☺️続きも楽しみに待ってます😆
恋樺
712
ユイ
188
如月 久柚⌛🍊
397
月日は流れ、退院の日の朝。
病室へ差し込む日差しは、どこか眩しかった。
降谷は当たり前のように荷造りしている。
色紙。 差し入れ。 本。 充電器。 細々した物まで綺麗に整理していく。
松田深緒
降谷の手が少し止まる。
降谷零
ーーーーー
退院手続きを終え、二人は病院を出た。
久しぶりの外の空気。 深緒は小さく息を吐く。
降谷が助手席のドアを開けた。
松田深緒
降谷零
即答だった。
ーーーーー
車が走り出す。 深緒は何気なくカーナビへ手を伸ばした。
目的地設定 【降谷宅】
ピッ。
降谷が一瞬だけ固まった。
降谷零
松田深緒
降谷零
深緒は目を瞬き、降谷を見上げた。
松田深緒
降谷は何も言わない。
ただ。少しだけ口元が緩んだ。
降谷零
降谷零
ーーーーー
車が信号で止まる。
深緒は窓の外を見ながら思い出したように言った。
松田深緒
降谷零
松田深緒
ハンドルを握る手が止まる。
降谷零
松田深緒
降谷零
深緒は少し笑う。
松田深緒
降谷が額を押さえた。
深緒は窓の外を見る。
風見との会話を思い出した。
ーーーーー
退院前日。
病室の扉がノックされた。
松田深緒
入ってきた人物を見て、深緒は少し目を見開く。
松田深緒
風見だった。
風見
以前会った時よりも、ずっと硬い顔。
風見は深く頭を下げた。
風見
深緒が目を瞬く。
松田深緒
風見
静かな声だった。
深緒はしばらく風見を見ていた。 やがて。
松田深緒
風見がゆっくり顔を上げる。 深緒は少し困ったように笑った。
松田深緒
風見
松田深緒
風見が言葉を失う。 深緒は続けた。
松田深緒
静かな声。 風見はしばらく黙った。
それから。ぽつりと言う。
風見
松田深緒
風見
松田深緒
風見は少し笑った。
風見
松田深緒
風見
松田深緒
松田深緒
深緒は目を丸くした。
風見
風見
松田深緒
風見
病室に静かな空気が流れる。
深緒は何も言えなかった。
風見
風見は再び頭を下げる。
風見
風見
松田深緒
風見
松田深緒
風見は少し遠い目をした後、深緒を見た。
風見
ーーーーー
松田深緒
降谷零
松田深緒
降谷零
降谷が眉をひそめた。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
降谷零
降谷零
松田深緒
松田深緒
降谷はどこか拗ねたような顔をした。
車がマンションへ入る。
見慣れた景色。見慣れた駐車場。 エンジンが止まる。
二人とも、すぐには降りなかった。
松田深緒
降谷零
数秒。深緒が小さく笑う。
松田深緒
降谷は少しだけ目を細めた。
降谷零
松田深緒
エレベーター。廊下。玄関。 全てが久しぶりだった。
降谷が鍵を開け、深緒より先に部屋に入った。
そして深緒の方を振り返る。
降谷零
松田深緒
深緒は少しだけ目を見開いた。
それから。柔らかく笑う。
松田深緒
『ワン!』
その瞬間。
奥の方から、元気な鳴き声と共に、小さな白い塊が猛スピードで深緒の顔に突っ込んできた。
松田深緒
降谷零
『ワンワン!!』
松田深緒
深緒は犬を抱きとめる。尻尾を全力で振っていた。
降谷零
松田深緒
降谷は少しだけ視線を逸らした。
降谷零
『ワン!!』
深緒の腕の中で嬉しそうに吠える。
深緒は降谷を見た。
そして犬を見る。
もう一度降谷を見る。
松田深緒
降谷零
降谷は頭をかいた。
降谷零
『ワン!!』
深緒は思わず吹き出した。