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或る館があった
昔むかしに持ち主のいなくなった廃れた館
そこにはこんな噂があった
“踏み入った者は二度と帰らない”
誰もが一度は聞いたことがある陳腐で出鱈目なものが多いありふれたものだ
だがそこに“肝試し”などと称して興味本位に立ち入った者は
二度と姿を見せることが無かったという…
???
???
???
sn
tr
kr
そう。俺達は紫の彼の提案で町外れの廃館まで肝試しに来ていた。
夜闇の中snが文句を言う
sn
kr
kr
sn
sn
sn
tr
sn
産まれたての子鹿のように震えながらドヤ顔をキメているsnに思わず笑いがこぼれる。
そんなふうに駄弁りながら俺達は奥へ奥へと進んでいった。
夜の恐ろしい空気を会話で誤魔化しながら、まるで日常のワンシーンを切り取った雰囲気で進んでいた俺たちだったが、道の終点に
“それ”はあった
sn
僕達が夜道を歩いていると突然広い空間に出た
そこにはまるで物語に出てくるような大きな館があった。
館の周りは綺麗に手入れされていて小さな花々が冷たい風に揺れている。
sn
kr
krの意見に小さく頷いた。僕達は袋小路に向かって歩いていた。こんな開けた場所に出るなどあり得ないのだ。そもそもこの街に館があるだなんて、聞いたことが無かった。
tr
kr
だからtrの言葉を聞いて驚いた。krも同様に目を見開き問い返す。
tr
tr
sn
trは無言で頷いた。
tr
kr
全員で目の前の館を見上げる。
廃館と言うには綺麗すぎる外装と明らかに人の手が入っている庭。
僕達がいた場所とは繋がっていない筈なのに確かに目の前にある館。
sn
kr
そう言って後ろを振り返った僕たちの目に映ったのは
屋敷を取り囲む雑木林だった
僕たちが歩いてきた道も
来た時には後ろにあった壁や空間も
何もが全て消えて無くなっていた
全員が改めて館を見る。
まるで初めから存在しなかったかの様に消えてしまった帰り道。
引き返す選択肢は、無い
sn
kr
tr
kr
sn
sn
バァンッ!!!
sn
kr
tr
やぁやぁどうも皆さんお越し下さいました!
???
突然奥の扉が開いたかと思うと軽快な声とともに満面の笑みをたたえる青い男が現れた。
tr
tr
???
???
tr
???
???
???
rd
kr
rd
rd
君達は帰れないよ?
sn
rd
rd
軽薄な笑みを浮かべていた顔がたちまち恐ろしいものへと変化する。
両手に凶器を抱え話が通じないのは明らかだ。
sn
あまりにも突然の出来事に思考が止まる。
足がすくんで動けない。 額から冷や汗が流れる。 怖い。
怖い
怖い
逃げられぬままrdはこちらに凶器を振りかざす。
sn
sn
sn
sn
僕がそう思うと同時、一瞬男の子が見えた気がした。
???
目があった瞬間、周囲に光が溢れ、僕の視界は真っ白になった。
君に本当に渡したかったもの
物語始動です
以下注意事項
・キャラ崩壊⚠ ・口調の違和感⚠ ・登場人物の死亡表現⚠ ・誤字脱字(あるかもしれない) ・もしかしたらグロいのいれるかも
等々。
チャットスタイルの意味あんのかってくらい文が多くなったので次から会話多めに出来るよう頑張ります。
それと投稿ペースがカタツムリよりも遅いと思うので、思いつき次第適宜更新していきます。
この物語は実際の人物、団体に一切の関連はございません。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました