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周りとか関係ない

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周りとか関係ない

1 - 周りとか関係ない

♥

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2019年10月12日

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美来

人と比べるなんて

バッカみたい

美来

平均点超えてるだけで嬉しいなんて

頭悪いの?

美来

…なんで他の人と比べるの?

有り得ない…

これは

全てを批判する少女の

日常のお話

よく晴れた日の教室

日の光が入り込み、全体が明るい

窓側の席の人は、暑そうに手でパタパタと仰ぐ

── へぇ、暑いのか

呑気に考える美来、もといミライは

全てを批判して

周りを見て判断する人が大嫌いだ

美来

はぁ〜…

これで何回目のため息であろうか

キーンコーンカーンコーン

ちょうどよくチャイムがなり

クラスメイトは

「やっと終わった」

「ふぅぅぅ…あっつ…」

「長ぇわ授業」

と気だるそうに立ち上がった

美来

ありがとーござーましたー

美来は適当に感謝を述べ

──寝るところだった、危ない…

と、心の中で苦笑い

…次はテスト返却

──ん〜…80点取れるかな?

美来は心配しながらも次の授業の準備をした

91点 高梨 美来

美来

お、91点…

美来

結構良いな…

美来

でももっと高みを目指さなきゃ

小声でつぶやく

うるさい教室には響かない

先生が「平均は63点だ。」と笑う

それに反応したクラスメイトが

平均点より上だ〜、下だ〜

と、騒ぎ出す

そして「100点は居なかったぞ

最高得点は98が4人だ」と先生が言った

クラスメイトは誰?誰ですかせんせー!と騒ぎ出していた

─周りばっかり気にして

─みっともない

美来

ただいま〜

美来がそう言うと、母がおかえりと返す

母は掃除をしていたみたいだ

すると、美来に声をかけた

美来

ん、なに?

母親

テスト、何点だったのよ

美来

91点

未来は正直に点数を告げ、テストを見せた

母親

はぁ?

すると母は怒り出す

母親

お隣さんは97点だったのよ!?

と。

人と比べて批判した

だから美来は思う

─人と比べるバカは嫌い 大嫌い

と。

美来

これが私の

美来

日常の話

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