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どぞ

俺は中学3年生の有栖初兎

今日もいつもと変わらず元気に3年4組に登校した

俺はいつも遅刻気味で登校する…

どうしても朝は苦手なんよね…

初兎

おはよう!

いむくん

しょ…初兎ちゃん

俺の名前を呼びながら震えているのは昔からの幼馴染で親友のいむくん

怖い話が大嫌いで今までお化け屋敷さえ入ったことがないらしい

いむくんだけやない

他のクラスメイトもみんな暗い表情を浮かべている

ないこ

なに?この雰囲気

ガッとドアを開けて俺の後ろから入ってきたのはクラスのリーダー的存在の乾ないこ

俺もこのクラスの中心的人物ではあるからないちゃんとも仲が良かった

ないちゃんはいむくんと同じように幼馴染だ

昔は3人で近くの公園でよく遊んだものだ

いむくん

初兎ちゃん…ないちゃん

いむくん

大変なの

いむくん

クラスゲームが始まっちゃう…

泣きそうになりながら必死に俺の袖を引っ張るいむくん

ないこ

はぁ?クラスゲーム?

アホな俺はともかく賢いないちゃんも理解不能

その時、黒板の上にあるテレビがパッと明るくなった

ゲームマスター

有栖初兎さん、乾ないこさん、あなた達は今来たのだから知らないのは当たり前です

ゲームマスター

それではもう1度説明しましょう

ゲームマスター

このクラスでクラスゲームを今日から行っていただきます

ないこ

それは分かってる!

ないこ

早く内容言ってくれる?

急かすようにテレビに向かって言うないちゃん

初兎

落ち着いて聞こうや

初兎

焦っても意味ない

俺がそう言うと口を少し尖らせた

ないこ

そうだけどさ

なんて、冷静ぶっとるけど俺だって焦っとるし、早よ内容知りたいわ

ゲームマスター

クラスゲームは、深夜の0時から1時までの1時間行ってもらいます

は?深夜?

ゲームマスター

そして、このクラスメートで殺し合いをしてもらいます

ゲームマスター

最後の1人になるまで毎日続きます

冷静に淡々とそう話す女性

ないこ

はぁ⁈何言ってんの

ないこ

大体深夜なんてみんな集まるわけないじゃん

ないちゃんも流石に嘘だと思ったのか、珍しく大きな声を出す

ゲームマスター

いいえ、深夜0時になったら嫌でもあなた達は1人ずつ違う場所に飛ばされてスタートします

ゲームマスター

武器は自分で探して手に入れてください

なにそれ…

そんな噂話みたいなことほんまにあるって言うん?

ゲームマスター

ああ、そうそう

ゲームマスター

死んだ人はもちろん生き返ったりしないから

それだけ言うとパチっと音を鳴らしてテレビの画面が消え、元通りになった

ないこ

ははっ、面白いじゃん

ないこ

誰がこんな悪戯考えたの!?

ないこ

遊びだとしても俺は行かないよ

そう言い放ち、席に座るないちゃん

いむくん

ないちゃん、本当にあるって…

いむくん

どうしよう、僕生き残れないよぉ…

そう言って泣きじゃくるいむくん

どうしていいか分からんくてその背中をさすっていた

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