咲月
智
スキップしながら大野の頭をはたき、椅子に座る
案外髪の毛ふわふわなのね、あなた
智
咲月
智
咲月
翔
いつの間にか私の後ろにいた櫻井君が、ははって笑った
智
咲月
翔
咲月
智
翔
“女好き野郎”
その言葉は、私の胸にチクっと刺さった
まるで、ニノミヤの事を指してるみたい。
咲月
翔
咲月
ダメだ。動揺してる。
ニノミヤは女好きなの・・?分かんない。
けど、他の人から見たら“女好き野郎”に当てはまるのかな?
智
私が動揺している理由を見透かしたような笑顔で、大野はサラッと言いのけた
そうなのか・・・・・・やっぱり、ニノミヤは、“女好き”なんだ。
咲月
智
いっつもいっつも私をバカにしやがって!!
私がお前を弄んでやる!
咲月
智
それそれ、その顔を見たかったんだよ。
自分の予想が外れた時の、マヌケ顔。
智
咲月
この勝負、絶対勝つ!
大野に軽く微笑んでから、くるりと後ろを振り向こうとすると
急に肩を掴まれ、無理やり前に向けさせられた。
咲月
智
私の声を遮ってきたその言葉は、低い甘い声で紡がれた
咲月
智
ポンと私の頭を叩いて、大野はどこかに行ってしまった。
なんだか・・・・この勝負・・・・・・・・・・・・・・・
勝てる気がしない。
咲月
翔
咲月
翔
咲月
翔
櫻井君の丸い目が、三日月形に変わる
どゆ事?訳が分からない
翔
咲月
櫻井君は松本部長のもとに行ってしまった
一体私はどうすればいいの!?
END
コメント
8件
すいません、気になり続き見たいです。
(;-ω-)ウーン 何か できればでいいのですが 続きを出して欲しいですね!
終わってもいいですが違うお話を作ってください!