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エドガー

おっ、みんなここに居たのか!

アット

その声はエドガーさぁん!

ウッド

俺様も居るぜ!

セレナ

ウッド…さん、無事で良かった…

エドガーは4車両目に向かおうとしたところ、ウッドはその逆に向かおうとしたところで全員と合流した

アン

良かった、みんな元気そうね

ロジー

誰一人倒れてないぅ!?

ジョセフ

この人たち強すぎです…

ロジー

逆よ、ロジーらが弱いだけですぅ

ウッド

お前らの仲間の1人は線路に放り出されたぞ

エドガー

かわいい子は気絶して放置してるっすよ!

ロジー

うわぁあアリスぅ…!!

ジョセフ

ラルフまで…あれだけ分かったと言っていたのにですか

セレナ

あとは運転室だけね

ウッド

予想はしてたがこの列車止まれないのか…

アン

早く行きましょ、なにかまずい予感がする……

アット

そうだねぇ

エドガー

ところでこいつらはどうするんだ?

ウッド

もちろん、お前らも着いてこい!

ロジー

。゚(゚´ω`゚)゚。

ジョセフ

……分かりましたよ

セレナ

行くよ、みんなっ!

一同は先頭にある運転室へと向かう

もちろん気絶していたアリスも連れていった

運転室

セレナ

来たよっ…!

ウッド

トレンシーさん!!

トレンシー

みなさんご無事で……

ジョセフ

ボス、申し訳ありません!

デアンドレ

やはり無能だったかお前さんたち

ロジー

ほらー無能って言われたよぅ

エドガー

あとはお前だけだぞ?

デアンドレ

そのようだがどうするのかな?

アン

どうするってそりゃ…

アット

数の差でボコすよぉ

エドガー

ここにいるみんなが能力を使えばお前はひとたまりもないだろ?

デアンドレ

能力ならそうだな…〈リアリズム〉

トレンシー

それはっ……!

アット

〈スクリーム〉──ってあれ?

アット

アン姉!衝撃波が起きないよぉ…

アン

なんですって!?

ウッド

おい、何をしたっ!?

デアンドレ

"ここにいる全員"の能力を無効化にしてやった

デアンドレ

これで我をボコすことはできない

ウッド

ウッ(゜A゚(👊=(´・ω・`)おっと手が滑った

デアンドレ

ぐはっ──

デアンドレにウッドの拳が入る

トレンシー

ふぇえええ!?

デアンドレ

ウッド貴様っ!

ウッド

へー能力は使えないが拳は効くんだ

アン

無効化能力って案外弱いんじゃw

デアンドレ

あ、待って──

エドガー

行くぞ〜!

一同はデアンドレを気絶するまで張り倒す

デアンドレ

おいお前さんらもなんとかしろっ!

ジョセフ

だったら能力を元に戻してください!

アリス

あなたが私たちの能力も封じたから何も出来ないじゃん!

デアンドレ

あっ──

ウッド

仲間なのに何してんだ……

デアンドレ

は…ははぁw

そのままデアンドレは倒れ、能力が解放される

ロジー

これなら行け──

アット

〈スクリーム〉

仲間が動き出すよりも前にアットが封じ込める

ロジー

遅かったよぅ。゚(゚´ω`゚)゚。

デアンドレ

ふ……はは

ウッド

まだ気絶してなかったか

デアンドレ

良いのか我に構っても?

デアンドレ

もう数分でケテルに着くぞw

アン

えっ!?

窓の外を見てみる、ケテルの駅が見えていた

トレンシー

……はぁあああああああああ!?

エドガー

嘘だろ…っ

アン

まずいじゃないのっ!?

セレナ

トレンシーさん、間に合います!?

トレンシー

やってみるわ〈トレインコースター〉!!

トレンシー

止まれぇえええええええ!!

列車に急ブレーキがかかって慣性の法則が働く

トレンシー

くっ…止まらない!!

トレンシー

しかもケテルで終点だから……

アット

ぶつかるぅ…!?

ウッド

俺様に任せろっ!

そう言ってウッドは窓から外に飛び出した

セレナ

どこ行くのよー!!

空中浮遊で真っ先にケテルの駅に着く

そして列車が見えてくる

ウッド

来たか…っ

ウッド

なんとしてでも止めてやる!

ウッドは向かってくるのと反対に力を入れ、列車を止めようとする

が、列車は重く止まりそうにない

ウッド

くっそ……

ウッド

力を貸せ〈ノーム〉──トゥテーラ!

地面の一部をえぐり取り、そこから巨大なゴーレムが複数体顕現される

ウッド

分かるかお前らっ!

ウッド

人を救え、そのために命を捨てろ!

ガシャンガシャン

ゴーレムたちはそれに反応し、列車を止めにかかる

ウッド

止まりやがれぇえええええええ!!

セレナ

外から止めるつもり!?

エドガー

これで止まるのか?

トレンシー

分からない、けど努力は無駄にさせないわ!

トレンシー

お願い止まってぇえええ!!

ギギギギィイ──

列車は衝突ギリギリで無事に止まった

ウッドももう少しで挟まれるところだった

ウッド

と、止まった……

デアンドレ

ちっ……

トレンシー

やったぁああああああああ!!

一同は喜びと安心感に包まれながら歓喜を上げた

エドガー

にしてもよく止めたな…!!

アン

改めてウッドさん恐ろしい…

トレンシー

ザフキエルも皆さんも無事だなんて…

トレンシー

本当にありがとうございます!

トレンシー

なんてお礼をしたらいいか──

ウッド

いや、お礼は良いよ

ウッド

俺様は人を殺めないことを決めてるからな

セレナ

(かっこいい……)

セレナ

ってダメダメっ……

アット

なにがぁ?

セレナ

いやなんでもないっ!

トレンシー

ではあっしはマーガレットに報告しに戻りますね!

ウッド

お、スカアハ女王にもよろしくな!

トレンシー

はい、ほんとにありがとうございました!

トレンシーは列車に乗り、元来た道をバックで帰って行った

デアンドレ

くそ、ダメだったか……

ジョセフ

今からでも殺るのは遅くないです!

アリス

そうよ、まだエリス女王は──

ロジー

がふっ……

アリスが言いかけたその時、ロジーが血を吐き出す

ウッド

なっ……

セレナ

大丈夫……?

アリス

これはまさか──

アリス

ぐっ……

ジョセフ

がっ……な…んで…

デアンドレ

ああああああ女王が許してくれるわけないだろっ!

次々にデアンドレたちが血を吐き出す

デアンドレ

がは──っ

アン

何が起きてるの…?

デアンドレ一同同時に心臓から大量の血しぶきが吹き出す

そして同時に地面に倒れた

セレナ

ぎゃぁああああああああ?!

アン

うぎゃぁぁぁぁああああ!?

ウッド

見るなっ……!

アット

血の匂いがするよぉ……

アット

ツンってする…

エドガー

アット、これは見なくて正解だ…

デアンドレたちの死体は跡形のなく無くなっていった

ウッド

ど、どうしてだ……

アン

もう大丈夫…よね…?

ウッド

ああ…

エドガー

死体が消えている…

セレナ

さっきデアンドレが女王がぁとか言ってたけど

アット

エリス女王の能力ってことぉ?

ウッド

エリス女王……

ウッド

とりあえず先に進もう

アン

そうね、過去を見ても何も起こらないわ

一同は神秘の国ケテルへと足を入れた

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