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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

私ね、小…2くらいかな

幼稚園の時から一緒の女の子がいて

その子と仲良くなってなかったの

その時はまだ小さかったから

友達もっと欲しい!

って思っててね

他の子とは結構仲良かったからさ

その女の子を遊びに誘ったの

いいよって言ってくれたのに

2時間待っても約束の時間に来なかった

次の日なんで来なかったの?って聞いても

忘れてた。ごめん

それだけ

まぁまだ一回だし、そう思ってた

だけど、何回も何回も、時間に来なかった

でね、珍しく来たの

で、近くに山というか森があって

そこで遊ぼうって言われて行ったの

そしたら、崖から落とされた

目が覚めたら病院で

なぜかその女の子は怒られてなかった

なんか、森から離れたところに他の友達配置してアリバイ作ってた

まぁ、別にいいんだけどさ

あ、そっか

みたいな

後頭部打ったり怪我とかいっぱいした

別に怒ってないよ

憎くもない

あぁ、こんなのと仲良くしようとした私が馬鹿だったw

そんだけ

でね、それから嫌がらせとかよく受けてた

私我慢よくして、ためて、ためて、一気に爆発しちゃうかんじで

それから3年後

爆発した

死ねばいいのにって紙に書いてこっそりその女の子の机に入れた

悪いことだってわかってる

でもね、あいつは机にゴミおいて、掃除押し付けて、悪口わざと聞こえるように言って、私が好きな人をとろうとした。

それを3年も耐えた

一回くらいいいじゃん

あいつは3年間で何十回、何百回!嫌がらせをしてきた!

それを愛想笑いで乗り越えて、我慢してきた

あいつの紙見た時の顔、面白かった

でも罪悪感のこって

結局自白した

クラス全体には知られなかった

その女の子が『素直に言ってくれて嬉しいから別にみんなに言わなくてもいい』

そういった

そう言ったのに!

あいつは、何人かの…私の仲いい人に言いふらした

私を孤立させたかったんだろうね

のちのち気づいたけど、あっちは私の事、ぶりっ子って思ってたみたい

私は女の子より男の子のほうが仲良くなりやすかった

だからかな

その言いふらされた仲いい人たちはその話を信じなかった

『白がそんな事するはずないって。もししても何か理由があったから』だって

あいつね、話盛ってたんだよねw

本当の話は
『白がその女の子に『死ねばいいのに』っていう紙を机に入れた』

でもあいつは
『白が殴ってきて蹴ってきて死ねばいいのにっていう紙を大量に入れてきた。』

盛りすぎだろw

まぁ結局、その女の子が嫌われる羽目になったけどね

ざまぁってかんじ

幼稚園のときはそこそこ仲良かった

でも、人って変わるよね

机に書かれた悪口は、

『死ね』『ぶす』『ぶりっ子』『草』『お前要らないw』『じ〜さつ!w』『調子のんなよ』『いい子ブッてんじゃねーよ』『男に色目使うな』

とかね。

これも経験だよね

誰でも人生に一回は誰かに拒絶される事がある

でも世界全員じゃない

世界に一人でも味方してくれるひとがいたらいいんだよ

そう考えたら、この世で一番怖いのって

『独り』

だよね

でも、どんなときでも

独りは必ずない

絶対に無い

そう考えたらちょっと安心できるよね

私はポジティブ思考ぶってるネガティブ思考だから

このことに気づかなかったら

どうなってたかな

小5のときにはホワイトさんと知り合ってて

家族にも言えないこと

相談に乗ってもらった

それだけで楽だった

『相談して』

よく言われるよね

そんな素直にできないよw

できたら苦労しないよね

でもホワイトさんにはできたんだよね

やっぱり、ずっと相談のってきたホワイトさんだからかな

中学にはいったら、その女の子とはクラスが分かれたけど

神職分家ってことで嫌がらせが虐めにグレードアップした

水掛け、落書き、宿題写し、掃除押し付け…

こんなことも相談にのってもらったよ

それで少しは…、楽だった

でも…ホワイトさんは逝っちゃった

相談のってくれないや

相談のってくれないだけじゃない

大好きで命の恩人のホワイトさんが居なくなった

それだけで、辛かった

もっと辛いのは

目の前で逝っちゃったこと

ほんとに、そのことでくらくなって…

虐めもエスカレートした

先生は頼りにならない

相談もホワイトさん以外にしないって決めた

人も

黒と紫と緑とブラックさんしか

信用できない

ブラックさんも闇気味

いつも、毎日ホワイトさんのお墓参りにいってる

私も毎日いきたい

でも、そしたらもっと暗くなっちゃうんじゃないか

そう考える

でもね、よく考えたら

ホワイトさん、怒ってるんじゃないかなって

『笑顔でいてほしい』

ホワイトさん、笑顔が好きだった

気づいたら最近全然笑ってないっておもって

じゃあ笑おう

虐めなんか怖くない

今の私は『独り』じゃない

ブラックさんにも言った

そしたら泣きながら笑ったよ

まるで太陽みたいにいつも笑ってる人が泣いた

だれでも泣くんだ

泣いていいんだ

そう考えたら、私も泣いちゃった

勇気がでたのか、スッキリしたのかわからないけど

言えなかったこと、今までの嫌がらせ、虐め、そして、昔のこと

全部、黒と紫と緑にはなした

すっごく楽になった

一緒に戦ってくれる仲間が増えたんだ

『私は独りじゃない』私のおまじない

みんなも、考えてみて?少しだけ、楽になれるかも

でも辛いものは辛いよね

歌ってみて

それか居なくなった誰かと重ねて音楽を聴いてみて

歌ったら、溜まっていたものが出てくるでしょう

歌を聴いたら、涙が自然と出てきて楽になれるでしょう

私の場合はホワイトさんと重ねて、「あなたの夜が明けるまで」をきいたよ

本当に泣けた

泣かないように生きてきた

だからいざ泣こうとしても泣けなかった私が、泣けた

それはとてもスッキリすること

まだまだ、他にも悲しかったことはある

でもまだ言わない

私は独りじゃないから

それだけでいい

ルリアンの合言葉

We are not alone

【私達は独りじゃない】

白が悲しかった事辛かった事

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17

コメント

21

ユーザー

そういう理由だったのか…… ま、そりゃあ私になんて相談できないわな…苦笑 虐めをする方が悪い。これはハッキリしてるよ。担任も面倒事に巻き込まれたくないんだろうなって思った。結局自分の保身しか考えてないんだよ… 多分私も新学期からまた虐められる☆一緒に乗り越えよう!!

ユーザー

大丈夫、一人じゃない、頼って良いんだよ

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