俺の命の歌で
君が命を大事にすればいいのに
俺の家族の歌で
君が愛を大事にすればいいのに
そんなこと言って本心は
欲しかったのは
共感だけ
桜
欲にまみれた常人のなりそこないが
(ボソッ)
(ボソッ)
桜
俺だった(ボソッ)
蘇枋
桜くんおはよう
桜
はよ
苦しいから歌った
悲しいから歌った
桜
……ポロポロ
生きたいから歌った
ただのエゴの塊だった
こんな歌で
誰かが救えるはずないんだ
だけど
桜
俺は(ボソッ)
桜
蘇枋の神様になりたかった(ボソッ)
蘇枋
桜くん
蘇枋
今日一緒に帰ろう
桜
おう
ことは
桜
ことは
オムライスできたわよ
ことは
蘇枋はコーヒーどうぞ
蘇枋
ありがとうございます
桜
いただいます。
こんな歌で
君のジュクジュク腐った
傷跡が埋まるもんか
蘇枋
じゃぁまたあしたね
桜
おう
蘇枋
桜くんを抱きしめたって
桜
叫んだって
なにも現実なんて
変わるもんか
がむしゃらに叫んだ曲なんて
蘇枋
俺がスッキリするだけだ
蘇枋
欲しかったのは共感だけ
蘇枋
でも桜くんも救いたかった
俺は無力だ
桜
俺は無力だ
俺は無力だ
俺は無力だ
俺は無力だ
ボロボロに
落ちて落ちて落ちて
かさぶたになった傷で
誰かと
桜
喋って見たかったんだ(ボソッ)
馬鹿みたいな話
近所のおばあちゃん
ありがとねぇ〜
近所のおばあちゃん
本当に救われたわ
近所のおばあちゃん
ありがとう
桜
おう
蘇枋
いえいえ
(あなたに救われました)と
(生きたいと思いました)と
桜
ああ(ボソッ)
桜
そうかい(ボソッ)
桜
変わったのは自分のおかげだろ(ボソッ)
桜
良かったな(ボソッ)
蘇枋
サボテンのパンもらちゃったね
蘇枋
桜くん食べる?
桜
食べる
蘇枋
子供の頃は
桜
自分も素敵な大人になるとおもってた
蘇枋
ていうか素敵な大人になって
桜
救いたいとおもってた
時が経ち
俺が成すのは
蘇枋
ボロボロの泥だらけの自分で
桜
生きるのに
桜
精一杯
桜
ゲロ吐くように
桜
歌う日々だ
何度だって歌った
かさぶたが剥がれるほど歌った
生身の俺で
蘇枋
桜くんの神様になりたかった(ボソッ)
桜
こんな歌で
蘇枋
桜くんのジュクジュク募った
蘇枋
痛みが
癒せるもんか
桜くんを抱きしめたって
蘇枋
じゃぁまたね
蘇枋
桜くん
桜
おう
叫んだって
蘇枋
桜くんが苦しいことは変わりないや
蘇枋
グラグラに叫んだ
蘇枋
曲なんて
蘇枋
俺も
蘇枋
実際好きじゃないや
桜
欲しかったのは共感だけ
桜
それじゃぁ
桜
誰も救えないや
蘇枋
桜くん授業遅れるよ〜
桜
今行く
桜
俺は無力だ(ボソッ)
蘇枋
俺は無力だ(ボソッ)
桜
俺は無力だ(ボソッ)
蘇枋
俺は無力だ(ボソッ)
桜
俺は無力だ(ボソッ)
桜
生きた証が欲しいとか
誰かに称えて欲しいとか
そんなのは
されほど重要じゃない
桜
どうせ落ちぶれた命だ
誰かを救う歌を歌いたい
誰かを守る歌を歌いたい
桜
蘇枋を救う歌を歌いたい(ボソッ)
桜
無理だ(ボソッ)
蘇枋
桜くんは桜くんが勝手に桜くんの
やりかたで(ボソッ)
やりかたで(ボソッ)
幸せになれる
こんな歌で
桜
蘇枋の
桜
ジュクジュク腐った
桜
傷跡が埋まるもんか
桜
蘇枋を抱きしめたい
叫んであげたい
蘇枋
桜くんの傷跡も痛みも全部(ボソッ)
蘇枋
でも所詮桜くんは強い
桜
蘇枋はきっと
桜
一人で
桜
前を向いていくんだ
桜
それならばいい
だけど
もし
蘇枋
涙がこぼれてしまう時は(ボソッ)
蘇枋
桜くんまたあしたね
桜
おう
桜
またあしたも一緒に帰りたい(ボソッ)///
蘇枋
うん
蘇枋
明日も一緒に帰ろうね!
桜
おう
蘇枋
桜くんの痛みを
桜
蘇枋の辛さを
蘇枋
桜くんの弱さを
桜
……ポロポロ
蘇枋
桜くんの心を(ボソッ)
桜
俺の無力な歌で(ボソッ)
非力な歌で
桜
汚れた歌で
蘇枋
歌わしてくれよ
俺は無力だ
俺は無力だ
蘇枋
俺は神様になれなかった(ボソッ)
俺は無力だ
俺は無力だ
桜
無力な歌で(ボソッ)
蘇枋を 桜くんを 救いたいけど