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諏訪っち
時行様ァァァァァ！！
時行
違う、私は兄様ではない
諏訪っち
そりゃあそうでしょうよ
貴方様は時継ではありませんよ
貴方様は時継ではありませんよ
弧次郎
若いるかー？
時行
頼重殿ならそこに
弧次郎
若、さっき雫が呼んでたっスよ
時行
頼重殿ー、亜也子がご飯欲しいって
諏訪っち
なるほどわかりました
吹雪に水を1杯渡せとな
吹雪に水を1杯渡せとな
時行
あぁ、よろしく頼む
弧次郎
えちょ、若行かないんスか
ちなみに、雫が呼んでいるのは事実だが、雫が呼んだのは頼重である
時行
亜也子のご飯なら頼重殿に頼んだだろう？
弧次郎
代わりに頼重様を行かせるんスか若……
亜也子
あー！若様ー！ちょうどいい所にー！
時行
あれ？亜也子？ご飯なら頼重殿に頼んだぞ？
亜也子
お茶知らないかって？私は飲んでないよ
飲んだのゲンバでしょ
飲んだのゲンバでしょ
時行
お腹空かないのか……？
弧次郎
……若、行かないつもりなのか……
弧次郎
仕方ない、雫に言ってこよっと
一方その頃
諏訪っち
吹雪ー水ですぞー
吹雪
……？
吹雪
頼重殿……これは……
諏訪っち
時行様が吹雪に、と
吹雪
……あくえりあす？
吹雪
誰が……？
吹雪
そもそもあくえりあす？とはなんだろうか
諏訪っち
早くしないと冷めてしまいますぞ
頼重が持ってきたものはお湯です
吹雪
湯のことをあくえりあす？と言うのだろうか
諏訪っち
では私はこれで
吹雪
え、ちょ
吹雪
……はぁ、どうせなら白米を持ってきてくれたらよかったのだが……
弧次郎
おーい雫ー？
雫
あれ？父様は？
弧次郎
若、動く気なくってさー
雫
え、父様の予知能力がまたない時期に入った？
雫
そんなわけないでしょ
雫
ね、ゲンバくん
弧次郎
ん？
弧次郎
そうだな(何も分かってない)
雫
弧次郎くんじゃなくて、ゲンバくんに言ってるの
玄蕃
……？俺に言ってるのか？
玄蕃
梅干しでも食うか？
雫
……？それどうする気？
玄蕃
なんだ要らないのか
玄蕃
なら弧次郎、食うか？
弧次郎
……？？どうした？
玄蕃
お前も食わないのか……
雫
ね、ゲンバくん、本当に父様がまた予知できなくなってるか見てきて
玄蕃
坊のとこ行けばいいんだな、わかった
それで梅干し食わせてこいと
それで梅干し食わせてこいと
雫
うん
玄蕃
おい弧次郎！お前もこい！
雫
え、私も着いてくの？
弧次郎
俺も着いてくのか？(奇跡的にあってる)
玄蕃
行くぞー
玄蕃
(どうして雫も着いてきてるんだ？)
玄蕃
おい、雫、お前は来なくていいって
弧次郎
え、俺行かなくていいのかよ
玄蕃
……だめだこりゃ
玄蕃
おい、坊、いるか？
時行
頼重殿なら亜也子のところに行ったぞ
雫
兄様、父様はどこに行きましたか？
時行
私はここにいるが？
玄蕃
ほら、坊、食え
時行
な、なんだゲンバ……この梅干しは……
雫
あれ、ゲンバくん、父様探しに来たんじゃなかったっけ私たち
玄蕃
ん？何も間違っちゃいないぞ
雫
ゲンバくん……梅干し食べさせて何したいの
玄蕃
食いたいのか？ならそうと言えよ
時行
……私はこれを食べればいいのか？
玄蕃
え、坊もいらないって？
雫
ほら、兄様嫌がってる
雫
食べるならゲンバくんが勝手に食べて
それか吹雪くんにでも押し付けてきて
それか吹雪くんにでも押し付けてきて
玄蕃
そんなに欲しいなら置いといてやる
……余っちまったな、吹雪にでも押し付けてくるか
……余っちまったな、吹雪にでも押し付けてくるか
雫
あ、梅干し置いて行っちゃった
時行
で、雫、なんの用だったんだ？
雫
父様、どこにいるのかな……
時行
っておい！雫まで行くんかい！
吹雪
結構なんだったのだろうか
玄蕃
おーい吹雪ー
玄蕃
食うかー？
吹雪
これは……梅干し？
玄蕃
食え
吹雪
食べろと？(奇跡的にあってるパート2)
玄蕃
だからそう言ってるだろ
吹雪
どうせなら白米とか持ってきてくれたらいいのに
玄蕃
なんか言ったか？
吹雪
……
玄蕃
さて、梅干しも渡したし昼寝するか
吹雪
(どうして今日は皆あまりお腹のふくれないものを持ってくるのだろう)
諏訪っち
時行様ァァァァァ！！！
時行
うるさっ
雫
静かにしてください、父様
私たちの耳はそんなに悪くありません
私たちの耳はそんなに悪くありません
悪いです
雫
あ、父様
亜矢ちゃんがさっき父様のこと呼んでたよ
亜矢ちゃんがさっき父様のこと呼んでたよ
諏訪っち
私と時行様ならここだが？
亜也子
どしたの雫ー
雫
あ、亜矢ちゃん、ちょうどいいとこに
亜也子
耳、悪くなっちゃったの？
私の話聞いてる？
私の話聞いてる？
亜也子
あ、頼重様ー！
諏訪っち
？
諏訪っち
時継なら向こうだぞ
亜也子
違うよ頼重様ー
呼んだのは私だって
呼んだのは私だって
あきた やめる
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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