黄色い薔薇は咲かぬ日々

黄色い薔薇は咲かぬ日々 第17話

図書館にある本はどれも興味深いものばかりだった。

その中でも私が1番気になったのが1つの絵本だった。

その本の要約を少ししてみよう。

むかしむかし、あるところに一匹の寅がいました。

その寅はある日森の中で1人の女の子に出会いました。

その女の子とはすぐに仲良くなれました

仲良くしていくうちに、寅はその女の子に恋をしました

人間と動物では到底恋愛はできませんが、恋をしました。

ある日、その女の子は寅に1輪の薔薇を贈りました

黄色い薔薇でした。

女の子は言いました。

｢この薔薇の花言葉、友情って意味なんだって！｣

｢私たちにぴったりじゃない？｣

寅はがっかりしました。

そこから寅はその女の子とは会わなくなり、その代わり他の女の子と遊ぶようになりました

直に寅は3人の女の子と恋愛をします

ですが、寅はあの女の子じゃないとダメでした。

寅は3人に黄色い薔薇を渡しました

寅は会えなくなった女の子をおじいちゃんになっても、探し続けるのでした

ｶﾞﾀﾝｯ

ﾊﾞﾀﾝ

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