テラーノベル
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翌日、昼食を食べてから すち の運転で前にも来た大型ショッピングモールに来ていた。
確か本屋は二店舗か三店舗くらい入っていた気がするので丁度良いだろう。
なつ の腕に張り付いていた らん の前にしゃがめば、らん は なつ に頭を撫でて貰ってからこちらに手を伸ばしてくる。愚図らないのは助かる。
最初の頃よりはかなりマシな方で、抱き寄せる時はビクリと体を震わせるけれど、抱えても体を震わせたりはし無くなった。
それにきちんと片手だけは首に回してくる。
まずは一店舗目。らん を降ろして なつ と手を繋がせて いるま は二人の背後を付いていく。
いるま
らん
なつ
らん
らん が兎を抱えている手で指さしたのは専門書が多くあるエリア。
小学生だぞ…?まさかな…?
考えながらそちらに向かう二人の後を付いていく。
辿り着いたのはやはり専門書が置かれているエリアで、らん は何かを探す様にキョロキョロとしている。
そうして何かを見付けて、指を指す。
なつ
らん
兎の手を持ちながらぐっと手を伸ばすけれど、望みの本には手が届かなさそうだ。
なつ
いるま
なつ が、らん がどれを欲しがっているのか察した様で いるま に声を掛けて来る。
嘘だよな…?と思いながら指定された本を取って らん の前に差し出せばコクコクと頷いて嬉しそうに なつ を見る。
待って、小学生だよな?
なつ
らん
なつ
らん
将来は法律関係の職にでも就くんだろうか……。
もしかしたら兄弟の中で一番頭が良くなるかもなぁ……。
なつ
なつ
らん
それから様々な分野の学問書が追加で三冊、なつ が軌道修正をしようと小学生用のドリルなどが置かれているエリアで二冊手に取ることになった。
それから小説が置かれている場所に移動し、珍しく らん が いるま の腕を引いて小説を指さす。
いるま
らん
いるま
なつ
らん
なつ
いるま
いるま
らん
ここら辺の小説は小学生には難しいんじゃ……と考えたが自分の手に納められた学問書四冊は らん が選んだもの。
なら問題無いか…、と考えながら自分の好きな著作から二冊程選ぶ。
いるま
らん
いるま
らん
それならば別行動をしている すち たちと合流で良いだろう、と二人を先に歩かせて店の中を歩き始めた。
かごを持った みこと を見つけて三人と合流し、らん の選んだ本(小説は いるま が選んだが)を全てかごに入れる。
すち
すち
いるま
みこと
みこと
らん
全く持って何も理解していない らん は確実に化けるだろう。
帰宅して らん の部屋の本棚に らん が選んだ本を入れて置く。
ちなみにだが らん が学校に通う事が確定したのでノートや筆記用具も購入した。
らん は一番欲しかったのだろう法学入門の専門書を、なつ の隣で読んでいる。
人形の様な表情と瞳をしてはいるが、どことなく楽しそうに見えるのは気のせいだろうか…。
こさめ
なつ
なつ
こさめ
こさめ
らん
こさめ
こさめ
らん
喋りはしないけれど、きちんと意思疎通が出来ている。
こさめ もきちんとそれは分かっている様で、らん に無駄にアタックしたりはしない。
ゲームを始めた隣で静かに専門書を読み続けていた。
コメント
1件
読んだよ!第9話、めっちゃ良かったわ✨ らんちゃんが法学入門の専門書選んだのにはマジでビビった。小学生でアレは化けるわ…。 なつといるまの連携プレーも自然で、こさめちゃんの優しさも沁みた。 喋らなくてもちゃんと通じ合えてるのが、この家族の温かさだなって思った。 次も楽しみにしてる🔥
#そろそろ垢BANされそうで怖い()
ことみ
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みちょ
2,056
#シクフォニBL