不思議なおばあさん
お兄さんや、運命の番は信じてるかい?

武道
へ?

武道
(運命の番ってあれだよな?あの,あった瞬間にヒートで無くとも発情してしまい,フェルモンが抑えられなくなってしまうっていう。。でもあれって出会う確率が0に近いから都市伝説とかじゃないのか?)

不思議なおばあさん
大丈夫かい?

武道
あっ、すみません、、運命の番?は信じてないです。。

武道
(なんだろ突然)

不思議なおばあさん
そうかい,すまないね突然。

武道
い、いえ

不思議なおばあさん
びっくりさせてしまったお詫びに無料にするから占って行かないかい?

武道
あ、いえ、あのっ💦

武道
(占ってなんか胡散臭くて信じてないんだよなぁ。。)

不思議なおばあさん
アタシの占いは胡散臭くなんかないさ。ちゃんとホントのことよ。

武道
え?

武道
(お、俺今口に出したっけ??💦)

不思議なおばあさん
口に出してないよ,心を読んだのさ。アタシは特別でね,能力を昔から持ってるみたいでねぇ

武道
は、はぁ、?能力、、?

武道
(え、すごいけど怖っ)

不思議なおばあさん
まあ,そんなことはいいから座った座った。

武道
えっ?あ、はい。。

おばあさんの圧が怖かったのと無料なのでおずおずと椅子に腰を掛けた。
不思議なおばあさん
そうねぇ,じゃあさっき話した運命の番でも占おうかねぇ。

武道
あ、あのっ運命の番って都市伝説か何かじゃ?

武道
俺そう思ってるんですけど。。

不思議なおばあさん
運命の番は出会う確率が0に近いってだけで全くいないわけじゃないわよ。

武道
は、はぁ、、

武道
(0に近いならもういないのなのでは?まあ、いっか。)

不思議なおばあさん
おや,ふふっ,あらまぁ

武道
(な、なんだろ。め、めっちゃこっち見てる。。何かヤバかったのかな?)

不思議なおばあさん
ふふっ,あのね運命の番は,運命の赤い糸と同じでたった一人しかいないのだけどお兄さんは特殊みたいでね,運命の番が二人いるみたい。

武道
ええ??

武道
(何故一人しかいないというのに二人いるんだ??)

不思議なおばあさん
しかもその二人お兄さんの近くにいるみたい。

武道
ええええ??

武道
(しかも近くて。。?)

武道
(ん?でも、待てよ。運命の番が近くにいるのにどうして俺のフェルモンは反応しなかったんだ?)

不思議なおばあさん
フェルモンに反応しなかったのは多分あれね。「突然変異」

武道
突然変異?

不思議なおばあさん
ええ,突然変異はΒからαに突然変わってしまうことよ。αからΒになることもあるけれど確率は低いわね。

武道
ということは,Βからαに変わってしまって運命の番のフェルモンに何かが生じてしまったってことですか?

不思議なおばあさん
ええ,そういうことね。

武道
……。

不思議なおばあさん
お兄さんや,アンタ好きな人がいるわね。

武道
へ?

不思議なおばあさん
ごめんなさいね。運命の番にはメリットもあればデメリットもあってね,相方のどちらかに好きな人がいた場合は

不思議なおばあさん
運命の番を教えることができないのよ。だからそこも占わせてもらったわ

武道
い,いえ別に。

武道
でも,どうして??

不思議なおばあさん
メリットは,相性が良く最高の番とされているけど

不思議なおばあさん
デメリットは好きな人がいても出会ってしまったら心が強制的に運命の番の人を好きにさせてしまうの

不思議なおばあさん
そうなってしまったら結構心の傷を追ってしまう人もいるの,例えば相手に彼女さんや彼氏さんが,いた場合とかもね

武道
……!

武道は一瞬でも逃さなかった。おばあさんが悲しい顔をしていたのを
武道
も,もしかしておばあさん

不思議なおばあさん
ふふ,ええそのまさかさ。

おばあさんは運命の番のデメリットを経験してしまっていた。
武道
あっ,ごめんなさい

不思議なおばあさん
いいのさ,もう昔のことだからね

不思議なおばあさん
話戻すけど

不思議なおばあさん
例えお兄さんの好きな人と運命の番でもその相手に好きな人がいる場合もあるからねぇ。ごめんなさいね。

武道
……っ、そうですよね。

武道
どちらにせよ俺の恋は叶いませんから。

不思議なおばあさん
…。よかったらあなたの好きな人が誰なのか占っていいかしら?

武道
(占って分かるものなのかな?)

武道
あ、はい。占って貰えれば分かりますし。

不思議なおばあさん
…。やっぱり男の方なのね。龍宮寺堅さんと佐野エマさん。

武道
はい,気持ち悪いですよね。男が男を好きになるなんて,しかも二人っ、

そう告げた瞬間武道の大きな目からボロボロと涙が溢れて止まらなかった
そう,武道には好きな人が居た。それも男という試練があった。
ドラケンとエマとはとても仲がよく,よく三人で遊んでいた。
そのように時を得ていくたびに,二人の優しさに触れ続け,会うたび,遊ぶたび,笑い会うたびに好きが増していった。
武道
しかも,その二人はΒで番になれるはずもないのに勝手に好きが増してって。

それにもう一つ,オメガバースが世界に発症されたとき検査があった。
その時二人はΒで,もちろん武道もΒだと思っていた。
だけど,武道だけ再検査を言い渡された。
その時悟ってしまった。
もしかして