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1週間後…

レーナ

あー…気狂いそ…

警察

レーナ・アウローラ、釈放だ。

レーナ

うわ、!びっくりした…

レーナ

…釈放?

警察

出たくないのか?ならここに死ぬまで居ていいぞ。

レーナ

あ、いや、!出ます出ます、!

レーナ

ていうかなんでいきなり…

警察

あの後調査した結果犯人が見つかった。

レーナ

そいつはどこにいんだ?

警察

これからお前が暮らしてたここに来る。だから早く出ろ。

レーナ

はーい。

警察

出たら近くに警官がいる。そいつについて行き荷物を受け取り面会室に行け。

レーナ

はーぃ…?面会室?

レーナ

あたしに?

警察

1人の男性が面会したいと来ている。

レーナ

男性…?誰だ…

警官

レーナ・アウローラ、いいか。面会室に行くまでは私語厳禁だ。

レーナ

はーい…

おい、!!離しやがれッ!! 私じゃあねぇっつってんだろ!!

レーナ

だからッ!!あたしは窃盗なんて…

レーナ

ッ!あのクソアマッ!!

ッ…ッチあんたッ!!ふざけんなよッ!!

レーナ

おっとッ!危ねぇなッ!!

レーナ

黙れッ!!フィーロマニュピレータッ!

レーナ

ドリャッ!!

フィーロマニュピレータ

ガァルルルッ…!!

レーナ

コイツらを蹴飛ばせッ!

警官

おいお前ら!私語厳禁だ…

警察

暴れる…

バコンッ!!

警官

ガハッ!

警察

グハァッ!

ひ、ひぃッ!?

か、勝手に吹き飛んだッ!?

レーナ

よし…これで少しは落ち着いた…

レーナ

よくもあたしをこのクソみたいな牢獄にぶち込んでくれたわね…

ゆ、許して…私は…その…!

レーナ

許せるわけねぇだろッ!

ザクッ!!

痛ッ!!?

レーナ

もう糸で繋がれた…お前はこのままぶっ飛べッ!!

ゴムのような糸で繋がれた女は引っ張られた瞬間一気にレーナヘ近づいたと思ったらさらにレーナの後ろへ飛ばされた。

限界ギリギリまで引っ張られたパチンコのゴムから発射された玉のように吹っ飛んで行った。

レーナ

警官さーん…大丈夫ですかー?

警察

ん…一体何が…?

警官

…はっ!おいお前ッ!私語をッ…

レーナ

なんの事ですかね?警官さん急に倒れてビックリしましたよ〜…

警官

…?倒れて?

レーナ

細かいことはどうでもいいんですよ、面会室へ早く連れてってください。

レーナ

さっきの女の人はあちらへ走っていきましたよ。

警官

何が起きたんだ…?

警察

はぁ…?

レーナ

(うわ…ガチの面会室じゃん…)

警官

ここに座れ。

レーナ

…はーい。

5分程経ってからガチャリと扉が開き例の男…?が入ってきた。

レーナ

男…だよな?

男かと一瞬疑問に感じたのは顎ラインで切りそろえた前下がりボブヘアだったからだ。身長は高く20歳くらいだろう。

だが一目見ただけでわかった。

彼は"ギャング"だと

レーナ

あんた…誰なの?あたしに面会を望むなんて…

レーナ

それに…あんたギャングよね。

ブチャラティ

俺の名前は【ブローノ・ブチャラティ】君の言う通り"ギャング"だ。

レーナ

ブローノ…ブチャラティ…

ブチャラティ

君がスタンド使いということを知って…それもかなり優れた能力…少し気になってね。

ブチャラティ

俺は日々麻薬の密輸について調べている。

ブチャラティ

このイタリアから麻薬を消し去る為にな。

レーナ

麻薬…密輸!?

レーナ

なんであたしがスタンド使いってことをッ!

ブチャラティ

それは俺のチームの1人から聞いた。

ブチャラティ

そいつの名は【ジョルノ・ジョバァーナ】

ブチャラティ

最近入ってきた新入りなんだが…どうもそいつにはギャングの素質があるんだ。

ブチャラティ

あいつと少し戦ったんだが驚いたさ。

ブチャラティ

まぁ余談は置いといて…君が捕まった店あるだろ?

レーナ

…あぁ…

ブチャラティ

その時に声をかけられなかったか?

レーナ

…ッ!!えぇ、!かけられたわッ!

レーナ

同じくらいの年齢に見えたわ…、金髪の編み込みと紫の服…顔は見えなかったけど…

レーナ

…思い出したッ!あたしそいつに『あなたはいずれ僕達の仲間になるでしょう。』って言われて意味わからなくて…そしたら突然殴られたのよッ!しかもスタンドで!!

ブチャラティ

君はどうしてここへ来たんだ?

レーナ

あたしはレーナ・アウローラ。パレルモから来た。幼い頃両親が麻薬密輸してる所を目撃し彼らに殺された。

レーナ

あたしはそいつらを探すために麻薬密輸率が最も高いここへ来たってわけ。そしたらこの有様よ。

レーナ

えっと…ブチャラティ?だっけ?

レーナ

あんたはあたしになんの用があって面会を望んだの?

ブチャラティ

パッショーネへ入団しないか?

レーナ

パッショーネ…?

ブチャラティ

パッショーネの中にも麻薬チーム、暗殺チーム…がある。その中の俺のチームに入らないか?

ブチャラティ

君からはジョルノと同じ素質を…

レーナ

嫌よッ!

レーナ

ギャングなんて…あたしの親はギャングに殺されたのよ…?ギャングに入団?!ありえないッ!

ブチャラティ

落ち着いて聞いてくれ…。俺らのチームは麻薬を"消し去ろう"としているんだ。

ブチャラティ

決して手を出そうとしている訳じゃあない。

レーナ

ッ…

ブチャラティ

レーナ、君も麻薬を消したいんだろ?

ブチャラティ

それに…荷物を受け取ったところで行き場はないんだろ。

レーナ

そうだけど…

ブチャラティ

どうだ?入らないか?

レーナ

入ったらあたしの親を殺したギャングを見つけることも可能なの?

ブチャラティ

ゼロではないな。

レーナ

レーナ

わかった、パッショーネに入団する。

レーナ

それで…あなたのチームに入る。

ブチャラティ

それじゃあ外で待っている。

レーナ

ッ…明るぃ…

今までくらい牢獄にいたため外の明るさに少し目が眩んだ。

ブチャラティ

それじゃあここへ行け。

ブチャラティは懐からメモを取り出しレーナへ渡した。

レーナ

地図…?

レーナ

えーと…ここからは別の刑務所に行くってこと…?

ブチャラティ

そうだ。

レーナ

(ずっと歩いてるけど…後ろから着いてくるだけで何も言わない…)

レーナ

(ギャングだからなのか凄い圧を感じる…てかこれ道あってるの…?聞いてみるか…)

レーナ

ネアポリスって…迷路みたいよね〜、?

レーナ

初めて来たから…ま、迷うわぁ〜…

ブチャラティ

そうだな。でも君が住んでるパレルモの方が迷路みたいだろ?ネアポリスは建物がそれなりに大きいから道は広い。

ブチャラティ

パレルモは住宅が密集してるから道はまぁまぁ狭い。狭い道に離れてるだろ?

レーナ

そ、そうね…

レーナが道を間違えてもブチャラティは指図することなく着いて来るだけだった

レーナ

こ、ここ…?

ブチャラティ

あぁ、行ってこい。ポルポと言うやつだ。

レーナ

ゔッ…はい、

一匹狼とギャング

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