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コメント
2件
はっっぅぁぁっっっ(悶) なんだそれ。すぅ↑きぃ↓かぁ↑よぉっ↑↑↑↑↑↑ …おっと失礼。 尊いが爆発してしまいました。 おいイタリアさん腹黒とか可愛いでしかないじゃあないですかッ、吹っ切れドイツさんったら可愛いっっ、好きですわっっ!
『みんな』とは、極秘で腐を募ってきた仲間たちのことでしたか…! フィンちゃんが個人的に好きで好きでたまりませんね!!!!ええ!!!!!!! そして本題の独伊(伊独?)。 そうなんです貴方分かってますわね?!なかなか手を出せないドイツくんを腹黒く誘い出そうとする策士がイタリアくんなんです♡これでこそ「にゃっぽん」、そして私の癖…! 投稿ありがとうございました!♡
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
⚠️BL、ドイイタ(イタドイ?)
長いので何話かに分けます
政治的意図皆無です
にゃぽんは今、上機嫌だ。
にゃぽん
鼻歌(出征兵士を送る歌)を歌いながら部屋を片していると、 にゃっぽんが顔を出した。
にゃっぽん
にゃぽん
時代遅れ甚だしい歌を歌っているにゃぽんに対し、 にゃっぽんは国歌を歌うように促す。 (まぁそれでも鼻歌で歌うにしては大分ずれているような気がするが…)
にゃっぽん
にゃっぽんの指摘に、にゃぽんはギクっと身をこわばらせると、 ギギギ…と錆びた鉄のような動きでにゃっぽんの方を見た。
にゃぽん
にゃぽん
にゃっぽん
にゃぽん
今日、『みんな』が家に来るらしい。それを当日に伝えられた、 「お客様は丁寧にもてなすべし」 派のにゃっぽん。
にゃっぽん
彼(?)がにゃぽんに雷を落としたのは言うまでもないだろう。
ーーー1時間後。
もとより整頓のされた日本家はそれはもうぴっっかぴかになっていた。
にゃっぽん
にゃぽん
にゃっぽん
にゃっぽんが遠い目をして言う通り、 日本はここ3日、日本家に帰ってきていない。
このお話の舞台がずっと日本家だったのにも関わらず、 日本の「日」の字も出てきていないのはそういうことだ。(メタい)
おおよそ、『クソ上司』とやらのせいで残業続きなのだろう。
ーーーコンコンコン。
『みんな』
にゃぽん&にゃっぽん
どうやら『みんな』がきたようだ。
2国は耳をピン、とたたせると玄関にかけていった。
※和風の玄関がなかったので背景これです。
走って玄関までいった2人が『みんな』を出迎えて1番に言ったのは、 「おはよう」でもなく、「いらっしゃい」でもなくーーーー。
にゃぽん&にゃっぽん
にゃぽんとにゃっぽんの勢いに、みんなは「ハイ…」と言いながら 部屋の中に入っていった。
日本家、居間。3人用のちゃぶ台の周りに所狭しと並べられた座布団。
の上に座っている『みんな』こと、 エストニア、ベラルーシ、フィンランド、ベルギーの4人は なんだかソワソワしている。(特にエストニアとベルギー)
にゃぽん
エストニア
エストニア
にゃぽんの話を遮り、元気よく話し出したのは、 (自称)フィンランドのきょうだい、エストニアだ。
今すぐにでも喋り出しそうなエストニアを にゃっぽんは「まぁまぁ」と宥めると、 「お菓子とお茶を持ってくるから待っててくれ」 といい、台所に引っ込んだ。
暫くして、お饅頭と緑茶が全員に行き渡ったのを確認すると、エストニアは語り始めた。
エストニア
その日、ドイツは機嫌が悪かった。というか悩んでいた。
原因は彼(?)の恋人ーーイタリアだ。
まぁ、本当に些細なことなのだが…
1時間前。
ドイツは久しぶり(3ヶ月ぶり)の休みを満喫していた。
昼頃まで寝て、日々の睡眠不足を解消した後、 恋人のイタリアのところを訪ねようとしていた道中。
アメリカ
イタリア
イタリア
アメリカ
アメリカとイタリアが仲良さげに話していたのである。
ドイツ
えっ…いや2人ってそんな仲よかったか…?
そんなことを思ったりもしたが、何よりドイツの胸に引っかかっていたのは 2国の距離の近さだった。
イタリアもアメリカもパーソナルスペースは狭い方だが、鼻と鼻がくっつきそうな距離で話すことはまずないだろう。
…考えれば考えるほど黒いものにずぶずぶと沈んでいくような気がする。
ここでドイツは、自分が『嫉妬』空いているのだと気づいた。
ドイツ
初めての感情に対し、どうすれば良いのかわからなくなったドイツは思わずしゃがみ込んだ。
この感情が『嫉妬』だと気づいても尚、どうしようもない焦燥感は消えない。
イタリアは、(まぁ軽いところはあるが)アメリカと浮気なんて するはずないだろう。わかっている。
ドイツ
こんなにも想っているのに何もできない自分が悔しい。
……もし。 もし、イタリアがアメリカと付き合い始めたらどうしよう。
そう考えた瞬間、ドイツの体が動いた。
イタリア
ドイツ
ーーードイツ家。
あれからアメリカと別れたイタリアを家まで連れてきたはいいが、ドイツは何を言えばいいか分からず、いつも騒がしいイタリアも黙っている。 …コレが膠着状態というやつだろう。
ドイツ
ドイツ
イタリア
なんとかこの状況を切り抜けようとドイツは口を開くが、 依然として頭は真っ白だ。
ドイツ
イタリア
再び訪れた沈黙に耐えきれなくなったドイツの『何か』が切れた。
ベットに座っていたイタリアを押し倒ーーーーー
したのではなく。
とんっ
(躊躇いながらも)壁に追い込んだ。
いわゆる壁ドン、というやつだ。
ドイツ
ドイツ
ドイツの中性的な声が、イタリアを呼んだ。
イタリア
だがイタリアの純粋パワーは、負けていなかった!!!!
ドイツ
普通ならこれからされることに、否が応でも察しがつくような状況下でも、 イタリアは『?』を浮かべながら恋人の名前を呼んだ。
その上目遣いの威力にあてられたドイツは先までの勢いを失い、
ドイツ
また振り出し。
かと思いきや、
吹っ切れたドイツは(まぁまぁ)強かった。
ドイツ
ドイツ
ここまで言ってドイツは我に返った。
しまった。今のは完璧に言い方を間違えた。
こんなの、側から聞いてれば束縛系メンヘラみたいじゃないか!!
今までグラグラしていた心がすぅっと冷えていくのがわかる。
ドイツは、弁解しようと口を開いた。
ドイツ
イタリア
ドイツ
イタリア
ドイツが何を言っても、俯いて何も言わないイタリア。 彼(?)の顔からは珍しく表情が抜け落ちている。
それを見たドイツの顔からは血の気が引いた。
ドイツ
ーープツン。
考えまくったドイツの何かが、再び切れた。
ドイツは歩いて行く。 そしてイタリアを押し倒ーーー
さず、
再びの壁ドンーーーー
でもなく。
開けた。
……ドアを。
ドイツ
それだけ言うと、
ドタドタドタ……ガチャン!
どうやらドイツが出ていったようだ。 …自分の家から。
少しツッコみたい気もする。
が、それは置いておいて、
イタリアはと言うと…
イタリア
イタリア
イタリア
そう、このイタリア、 ドロドロ腹黒メンヘラ野郎(すみません)だった。
イタリア
もう何処からが彼(?)の計算なのかわからない。
どさっ 「あーーっ!」
イタリア
イタリア
ドイツはまだ暫く帰ってこない。 そう踏んだイタリアはドイツのベットにねっ転がりながらドイツの部屋を観察している。
彼(?)のポケットから、ちらりと媚薬が除いていた。
エストニア
…と、ここまで一息に語り終えたエストニアがまわりを見ると、
にゃっぽん
柄に合わずにゃっぽんは悶絶し、
にゃぽんは無事(?)吐血…かと思われたが。
にゃぽん
にゃぽん
まさかの『続き知ってるよ』発言に一同が沸いた。
ベルギー
ベラルーシ
エストニア
フィンランド
ベラルーシ
ベルギー
わいわいやり始めた腐仲間に、
にゃぽん
(なぜ続きを知っているのかという話は置いておいて) まぁ、当然と言えば当然の質問である。
街中で起きた話を知っているのは(まぁ)わかるが、 普通、ドイツの家の中の様子(2階)はわからないだろう。
ベルギー
ベルギー
ベルギー
にゃぽん
……うん。腐女(?)子とはそういうものだ。 仕方ない。
にゃっぽん
先程まで悶絶していたにゃっぽんはシュバっと起き上がると、 己の疑問を素直にぶつけた。
ベルギー
………腐女子とはそういうものなのだ。 多分。おそらく。きっと。
にゃっぽん
普段なら 『人様の家で勝手に何やっているんだ!馬鹿者が!』 と怒っているであろうにゃっぽんまでこうなってしまうとは…。 腐の力、恐るべし。
にゃぽん
ベラルーシ
腐女子のフィジカル、恐るべし。 2階相当の高さから落ちても無傷とは。
エストニア
にゃぽん
にゃぽん
☆次回、腐仲間全員尊死⁉︎ーーー
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
つばき
☆次回、腐仲間達の禁断の関係図、公開ーーー⁉︎
最後までお付き合いありがとうございました…!!