ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ ⚠️なつくんの妹ちゃん出てきます⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
こさめ
なつ
夜明け。
俺が目を覚ましたのは、夜明けだった。
なつくんはこさめが目覚めた時、隣に居てくれていた。
きっと、ずっと眠らないで待ってくれていたんだと思う。
太陽が昇り始め、月が白くなる。
なつくんは、安心したようにして眠っていた。
なつくんの頭を、優しく手で撫でる。
温もりがここにあることが、ただ嬉しかった。
部屋の空気が柔らかくなる。
朝日がカーテンの隙間から差し込み、俺の視線を誘う。
その誘い通り、俺は窓の向こうの青空を見た。
自由に満ちて、遠くまで青く続く。
きっと、鳥が鳴いているんだろうなと思った。
こさめ
窓の向こう側を見ていると、急に手を強く握られたように感じた。
すち
驚きながら視線を戻すと、そこに居たのはすちだった。
口の動きだけで、俺の名前を呼んでいることがわかった。
大きな瞳を潤ませ、頬を赤くしながら俺の手を離そうとしない。
その小さな手が震えていて、泣きながらも笑っていた。
いるま
みこと
次に見えたのは、父さんと母さん。
2人とも、俺を見るなり駆け寄って、何も言わずに抱きしめてくれた。
その温かさは、言葉よりも強くて、懐かしくて。
すちも加わって、みんなの体温が一つに重なっていった。
光が窓から差し込み、包み込む。
世界が、優しさで満ちていた。
なつ
こさめ
その時、なつくんがゆっくりと目を覚ました。
すち
みこと
なつ
すちと母さんが何かを言った瞬間、なつくんは鏡を見て困ったかのような顔を浮かべた。
父さんも母さんも、すちも、思わず笑っていた。
なつくんも鏡を見て照れくさそうに笑い、俺の手を取って軽く握った。
なつ
唇の形でそう言ったのが、分かった。
その言葉を、もう一度聞ける日が来るなんて思ってなかった。
涙が滲んで、世界が少しぼやけた。
俺は微笑んで頷いた。
らん
その時、病室の扉が開いた。
制服の乱れたらんくんが、息を切らして立っていた。
頬は冬の冷気で赤く、目元がうるんでいる。
なつ
こさめ
駆け寄ってきて、手を握って、抱きしめてくれた。
冷たい制服の布地が頬に触れて、でもその奥にある体温は確かにあたたかかった。
らんくんの手も、微笑みも、全部が生きていた。
父さん。母さん。すち。
そして、なつくん。
順に、もう一度俺を抱きしめてくれた。
息が詰まるほど強く、それでいて、とても優しく。
こさめ
俺はその中で、ふと目を病室の角へと向けた。
てな
そこに、セーラー服の女の子がいた。
白い光に透けるような姿。
スカートを両手で握りしめ、唇を噛み、涙を流しながらも笑っていた。
片手で涙を優しく拭い、瞳をパッとあける。
その瞳は、青空をそのまま閉じ込めたような碧。
宝石のように美しく、空のように儚く、海のように深い碧色。
そして、唇を動かした。
てな
こさめ
すち
その声だけが、確かに聞こえた。
音ではなく、心に響いた。
その瞬間、時間が止まったような気がした。
あの痛みも、不安も、すべて包み込む光。
胸がぎゅっと締め付けられるのに、心の底から安心する。
光がふわりと舞い上がり、彼女の姿が少しずつ淡くなっていく。
微笑みを残して、青空のような瞳が最後に揺れた。
こさめ
俺はそっと目を閉じた。
───ありがとう、てなちゃん
その言葉だけが、胸の奥でゆっくりと息をした。
春の匂いが窓の外から流れ込む。
遠くで光る青空の気配が、まるで彼女の微笑みのようだった。
俺はそっと、なつくんの手を握り返した。
温もりが全身に広がる。
この手の感触が、ずっと続くといい。
窓の外では、春の光が少しずつ強くなっていく。
光と温もりに包まれ、俺はゆっくりと目を閉じた。
──生きている。
もう一度、ありがとうを返すことができる。
まだ、大好きな人と居られる。
そして、約束を果たすことが出来る。
そう思った。
てなちゃん、俺はずっと君のお兄さんのそばに居るよ。
もう一度、手を握り返して、てなちゃんに伝えた。
ふっと風が髪を揺らす。
その風はまるで、空からの返事のようだった。
ぬしぬし
ぬしぬし
♡1000
ぬしぬし
コメント
10件
ねぇ!もう最高なんやけど‼︎ 青色の瞳…泣いちゃう🥹 心に響いたのワードが好き🫶

うわぁ…泣くよぉ…やばいよぉ