完全に私の性癖。 最近潔さんに殺されたいなって思い始めてさ… 潔さんに馬乗りになられて首絞められたい。でも直接手を掛けるんじゃなくて私が死ぬザマを興味無さそーに眺めてるか死ぬなって思ったときは早々に去ってほしいっていう、、 心がふたつある。
みたいなことを友に話したらドン引きされた。 なぁぜなぁぜ?🥺
俺は、至って平々凡々な生活を 送ってきたと思う。
至って普通の両親、 少しだけ贅沢が出来るような家庭。
勉強もスポーツも、全て人並み。
交友関係も至って普通。
中学も高校も大学も、 そこそこの所を卒業して、
そこそこの職場へ就職した。
どこを取っても、 全てが平均値。
人より秀でた才なんてものはない、 普通の人生。
特別なことは何もしていない、 普通の人生。
それがこの俺 倉橋 啓(くらはし けい)の実態。
そして俺の友人の1人である祐介が、 大のサッカー好き。
特に最近は、 高校生がやるサッカーにお熱な様だ。
前までは ノエル・ノア〜〜ッ!!!!! バスミュンンンン!!!!!!
とかって、 相当うるさかったくせに。
今では、 青い監獄?ブルーロック?とやらに 時間を割いている。
ブルーロック、 名前ぐらいは知ってる。
高校生300名を山奥に軟禁して、 サッカーの蠱毒をしている、 という事しか知らないが。
しかし、 興味が無い訳では無い。
昨日、俺の友である祐介、修成と、 俺の家で遊んでた。
その時祐介は、携帯でサッカーの 映像を見ているらしかった。
時々祐介から、 は?…?はにゃ???? とか言う気持ち悪い単語が発せられていたから、気にはなっている。
潔世一…?が、えぐいらしい。
俺は思った。 潔世一とは、どう言う人なのか。
俺は何故か、 何かに引き寄せられるかの様に
何故か無性に、 その子のことが気になった。
今思えば、 それが始まりだったんだ。
祐介
祐介
啓
祐介
祐介
そう言うと、 祐介ん家のテレビに携帯を繋いだり、
と、鑑賞会の準備を進めた。
今日は、祐介の家で集まって ブルーロックの鑑賞会をする日だ。
俺が祐介に、 潔に興味がある、などを伝えると、
うきうきで布教しようとしてきた。
なので急遽、潔世一を布教する会(命名:祐介)が開催されたのだ。
啓
修成
啓
啓
修成
啓
少し寂しい気持ちになった。 修成ホントそういうとこ。
祐介
啓
祐介
祐介
啓
啓
祐介
啓
祐介
啓
修成
祐介
啓
祐介
啓
修成
啓
修成
祐介
祐介
祐介が流し始めたのは、 潔世一ゴール・アシスト集 とやらだ。
隣から、 あの黒髪青目のショートが潔世一だ!
と声が聞こえた。
俺は祐介の方も向かず、 ただ画面に見入っていた。
ただ、 画面に映るその人を見ていた。
潔世一が走った。
潔世一がゴールを止めた。
潔世一が味方と揉めた。
潔世一が敵に向かって喋った。
潔世一が妨害された。
潔世一が笑った。
潔世一がゴールを決めた。
潔世一が汗を拭った。
潔世一が考え込んだ。
潔世一が走り出した。
潔世一が味方に妨害された。
潔世一が味方の胸ぐらを掴んだ。
潔世一がアシストした。
潔世一と味方が和解をした。
潔世一が敵と話している。
潔世一が汗を拭った。
倉橋啓は
その様子に
酷く興奮した。
啓
啓
啓
自身の下半身のソレが、 どんどんどんどん膨らんでいく。
存在を 強調する。
バレないように、 足を三角に折って座り直す。
ズボンにシミができていく。
祐介
啓
祐介
啓
祐介の言葉に、ただ うん、とかへぇ、とかしか言えない。
修成
修成
祐介
祐介
祐介
修成
啓
啓
修成
祐介
啓
祐介
修成
祐介
祐介
啓
今も尚、 存在を主張する自身のソレ。
啓
手を上下に動かして 己のを慰める。
そして、 頭に思い浮かぶあの顔。
ゴールを決めた瞬間の、 あの顔。
その瞬間を思い出すだけで、 最(いと)も簡単に致してしまった。
啓
精液がドロっと吐き出て、 下着がじっとりと濡れた。
なるべく便器に落ちるように、 なるべく匂いが残らないように、
精子をトイレットペーパーで綺麗に 拭き取り、
ポケットに入ってあった香水を 吹き掛けてトイレを出た。
後に残ったのは、
友達の家で抜いた罪悪感と、
バレたら…という高揚感。
そして、
潔世一で抜いた、 という背徳感が全身を駆け巡った。
啓
啓
そして数分時間が経った頃、 鑑賞会が再開された。
潔世一がボールを追いかけて、
潔世一がゴールを決めて、
潔世一がゴールをアシストして、
敵のゴールを防いで、
数時間ぐらいは そうしていたと思う。
祐介が、 そろそろ終わるか〜と呼びかけた。
祐介
修成
祐介
啓
啓
祐介
修成
啓
祐介
啓
夜道
1人で帰るのはなんだか心細かったが それよりも、興奮が勝ってしまった。
啓
やばい
何がヤバいのか分からないが、
とにかくヤバい。
啓
皆は経験あるだろうか。
歩きスマホをして 車に撥ねられること。
俺は学んだ。
本当に歩きスマホしてはいけない ということを。
そして、
死ぬ瞬間の景色は、 どんな風景画より美しいということ。
そこを通ったのは、 本当にたまたまだった。
インタビュアーが、 どうしてもうちの事務所に、と。
だからこんな遅くなってしまった。
潔
突如、
耳が裂けるようなクラクションの音
誰か の肉が裂けた音。
潔
どこからか聞こえる、
いたい いたい と呻く声。
潔
助けなきゃ、
どこだ
どこだ
潔
いた
ひとだ
いた
ひかれてる
トラック
潔
…
…多分、もう、
あ゛ーーー!?!
は?!!!?!
俺の人生こんなとこで終わるの?
啓
啓
神様は酷い人だ。
どうせなら、
潔世一に殺されたかったな〜
顔も名前も知らんクソジジババに コロコロされるくらいなら、
潔世一に殺されたーい
あーあ!!
こんなとこにいるはずないんだけど、
…生潔世一見てぇ〜
潔
啓
啓
啓
潔
潔
あ〜やべぇ〜〜〜w
なんか潔世一の幻覚見える〜w
潔世一さんが泣いてる〜
泣き顔かわいいなー?
啓
視界ぼんやりしてきた。
内臓どっか逝ってんなこりゃ、
肋骨折れて肺に刺さって、 内から血が溢れて、 あ、呼吸器仕事出来てないなこれ。
クソ苦しいじゃん。
死ぬとき苦しくないんだって〜 って言ってた修成とか言う奴は呪う。
ついでに 沼に落とした祐介とか言う奴も呪う。
足も折れてるだろーな。 お腹も痛いから、多分腸ちょさん はみ出してますねコレ。
あー 潔が泣いてる。
…触ったら怒るかな
いや、マジもんの最後のチャンスやん
なんか叫んでる、?
マジで聞こえないから 多分 もう
死ぬから
啓
もう力残ってねぇから、
普通じゃないことしたから 死んだんか?
あーあーあー そんな泣いたら目溶けちゃうんじゃないの?
啓
潔
潔
…あ、近寄ってくれた
ファンサ…?
まじ、? ナイス幻覚潔世一!!!
俺の手血塗れだけど、 青に赤は映えるだろーなぁー。
啓
上がれよ俺の腕
マジで一生もんなんだって
啓
潔
あ、 やばい
俺の血で潔世一が濡れてる
え
やば
啓
潔
…?
触れ〒る…
ホんも
ノ
じゃん
性癖だね❤︎ (?)
啓くんの顔載せとくね♡
コメント
2件
潔さんに♡♡♡れたいなって人いない? いない…?あっ、、ハイ