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轟焦凍
緑谷出久
轟焦凍
轟焦凍
轟焦凍
緑谷出久
爆豪くんの救出成功後、
私たちは街の方へ 逃げていた。
焦凍が緑谷くんと 通話をする中、
私はスマホのニュースで 戦いの中継を探していた。
街の人達は 混乱状態になっていて、
パトカーや救急車の サイレンの音が鳴り響いている。
轟冷花
ヘリで空から中継している 映像が画面に映る。
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
敵の攻撃で土煙が舞い、 地面がえぐれる。
土煙が晴れると、 そこに立っていたのは…、
轟冷花
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
轟焦凍
八百万百
轟焦凍
私がスマホを見ながら 立ち止まる。
2人は画面を覗くと、 同じように絶句した。
轟冷花
轟冷花
轟冷花
敵とオールマイトの 拳がぶつかり、
衝撃波で画面が乱れる。
轟冷花
画面も外も静まり返る。
すると、ボロボロになっても 左腕をしっかり上げる、
オールマイトの姿を テレビはしっかり捉えた。
アナウンサー
アナウンサー
周りでもスマホで見ていた 人達が泣き喜ぶ。
なんとなくこれが オールマイトのNo.1として、
最後の仕事になったのだと 思った。
アナウンサー
アナウンサー
アナウンサー
オールマイト
轟冷花
と、テレビカメラに 向かって、
オールマイトが指を指して こう言った。
オールマイト
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