コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
一夜明け、 世間は騒然としていた。
あのあと私たちは 緑谷くんたちと合流し、
爆豪くんを警察に 送り届けた。
そして半日以上をかけて 私たちは家路を辿った。
飯田天哉
切島鋭児郎
八百万百
緑谷出久
轟焦凍
轟冷花
駅で皆と分かれ 焦凍と家に帰る。
ウェブニュースは オールマイトのことで、
持ち切りだった。
轟冷花
轟冬美
轟冬美
轟冬美
轟焦凍
轟冷花
ドガアンッ!
と、家の奥からすごい 音が鳴っている。
轟冬美
轟冬美
オールマイトが本当に前線に 立てなくなったのなら、
No.1の地位は自動的に エンデヴァーになる。
訓練場を焦凍と 覗きに行くと、
トレーニング器具は なぎ倒され、
壁はえぐれてたり床は燃えてたり めちゃくちゃだった。
エンデヴァー
エンデヴァー
轟冷花
訓練場の中心に座って そう独り言を呟くお父さん。
ちらりと横を見ると、 それを焦凍が険しい顔で見ていた。
久々に見た訓練場に 昔の記憶がフラッシュバックする。
轟冷花
轟冷花
小学3年生。 個性が発現して5年。
私に宿るのが氷結の個性だと 判明してから、
お父さんの目には既に 私は映っていなかった。
母に暴力を振るい、 焦凍に虐待同然の稽古をさせ、
私や兄さん姉さんのことは 「失敗作」呼ばわり。
そんな父が憎くて憎くて、 私は───
轟冷花
いつか父を殺すことを 切望していた。