テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

一夜明け、 世間は騒然としていた。

あのあと私たちは 緑谷くんたちと合流し、

爆豪くんを警察に 送り届けた。

そして半日以上をかけて 私たちは家路を辿った。

飯田天哉

では

切島鋭児郎

ありがとうなみんな

八百万百

お三方!真っ直ぐ帰って下さいね!?

緑谷出久

うん、本当にありがとう

轟焦凍

じゃあ…また学校で

轟冷花

またね

駅で皆と分かれ 焦凍と家に帰る。

ウェブニュースは オールマイトのことで、

持ち切りだった。

轟冷花

ただいま

轟冬美

何か凄い事起きてるわ焦凍も冷花もお見舞いから連絡返してくんないわで

轟冬美

心配したよ!

轟冬美

おかえり!

轟焦凍

わりぃ姉さん…

轟冷花

ごめんなさい姉さん…

ドガアンッ!

と、家の奥からすごい 音が鳴っている。

轟冬美

ちょっと前に帰ってきてね…

轟冬美

ずっとああなの…

オールマイトが本当に前線に 立てなくなったのなら、

No.1の地位は自動的に エンデヴァーになる。

訓練場を焦凍と 覗きに行くと、

トレーニング器具は なぎ倒され、

壁はえぐれてたり床は燃えてたり めちゃくちゃだった。

エンデヴァー

こんなカタチで…認めんぞ

エンデヴァー

認めてたまるか、認めるわけにはいかんのだ…っ!

轟冷花

……

訓練場の中心に座って そう独り言を呟くお父さん。

ちらりと横を見ると、 それを焦凍が険しい顔で見ていた。

久々に見た訓練場に 昔の記憶がフラッシュバックする。

轟冷花

パリパリッ

轟冷花

はぁはぁ、

小学3年生。 個性が発現して5年。

私に宿るのが氷結の個性だと 判明してから、

お父さんの目には既に 私は映っていなかった。

母に暴力を振るい、 焦凍に虐待同然の稽古をさせ、

私や兄さん姉さんのことは 「失敗作」呼ばわり。

そんな父が憎くて憎くて、 私は───

轟冷花

( 殺してやる )

いつか父を殺すことを 切望していた。

ク ー ル な あ の 子 は シ ス コ ン ら し い

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

130

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚