カツン、カツン
下駄で神社の階段を上がっていく
如月 夏海
神社の階段を登り終えると、制服姿の僕の幼なじみがいた
相川真冬
如月 夏海
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
僕はそう言うと彼女は笑う
神社の階段を降りていく
如月 夏海
「浴衣用意してないのに…」
そう彼女は呟く
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
お祭りの会場に近づくとお祭り特有の音楽が聞こえてくる
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
彼女はそう言うと自分のカバンを漁る
「あった…!」
夏海はそう言うと何かを投げてくる
相川真冬
それをなんとか受け止めて見てみるとなにやら細長いものがあった
如月 夏海
どうやらこの中に扇子が入っているらしい
入れ物をあけてみると扇子が入っている
白と黒のグラデーションの扇子だ。
夏海が選びそうなシンプルな絵柄だ
相川真冬
如月 夏海
そう言うと扇子を見せてくる
彼女のは薄いミントカラーと白のシンプルなグラデーションカラーだ。
こちらも彼女らしい絵柄だ
如月 夏海
相川真冬
僕がそう質問返しをすると
「んー、カルピス!」
と、答える
カルピス味なんてあるのだろうか()
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
そんなくだらないことを話していたら祭り会場についた
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
夏海は僕の手を握ると歩き始める
同級生にあったらどうしよう…
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
ちゃんと僕のお目当ての味があって安心する
如月 夏海
屋台の人
コミュ力の高い夏海はその質問に
「幼なじみです!」
と、笑顔で答える
屋台の人
その一言で僕の顔は暑くなる
多分今、りんごみたいに真っ赤っかだ。
如月 夏海
屋台の人は僕の耳元で
屋台の人
そう言う
告、白……
如月 夏海
屋台の人
如月 夏海
相川真冬
僕は自分のかき氷をスプーンですくって夏海の口に放り込む
如月 夏海
多分彼女は
「冷たっ?!わかった~!」
と、言ったのだろう
夏海はかき氷をガシッと掴んでその場を離れる
僕はそれを追いかける
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
そんな愚痴をききながらまた神社に戻っていく
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
口を開けたら冷たいものが入ってきた
如月 夏海
相川真冬
夏海は「アハハっ」と笑いながら神社の階段に座る
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
夏海は頬を赤くしながらかき氷を食べる
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
いきなり何を言い出すんだ。
ついに暑さで気が狂ったか?
そう思ってしまう
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
やばい。本音が出てしまった
今まで「恋」という感情を殺して生きてきたからかな……
って、そうじゃない!!
如月 夏海
夏海は顔を真っ赤にしながら困惑している
相川真冬
如月 夏海
如月 夏海
相川真冬
僕は空になったかき氷のカップを階段の端に置く
如月 夏海
相川真冬
僕は手で顔を覆う
如月 夏海
如月 夏海
相川真冬
如月 夏海
相川真冬
相川真冬
如月 夏海
如月 夏海
相川真冬
コメント
2件
くっそリア充め。。。。 爆発すんじゃねぇぞ