凛花
阿求くん!
阿求
下がってて。 お父さん、僕は凛花さんと付き合っている。そして結婚させられるのは、名付け親と名乗る見知らぬ男。どう考えたって僕の方が凛花さんを愛しているに違いない。ということは快斗さんは負けたも同然です。それに凛花さんは僕がいいと言っているんです!!それはどう考えても僕が有利!
お父さん
なぬっ!
快斗
くっ!(ギリ
凛花
阿求君もういいの。(ここは任せて!
阿求
ですが!
凛花
いいから。私はもう20年おとうさんといっしょなんだから。
阿求
分かりました。任せます。
凛花
お父様!
お父さん
なんだ!
凛花
私は阿求君と結婚したい。快斗君なんて、ただの名付け親でしかない。快斗君は、私の何を知っている?私が苦しんでいる時阿求君がどんな言葉掛けてくれたか、その言葉でどれだけ私が元気づけられたか、どれだけ勇気を貰えたか、分かっている?
快斗
いや、その、、、、
凛花
わかってもいないのに求婚してこないで!阿求君と戦わないで!私を、、、、私を苦しませないで!
快斗
お父さん、、、ボクには、、、ムリだったみたいです。
お父さん
ああ、もう分かった。凛花がどれだけ阿求を愛しているか、がな。
お父さん
すまん。快斗君
快斗
いいんです。ボクはまだ諦めてませんから!
お父さん
はっ?
お父さん
その後、快斗はお父さんに追い回され、阿求と凛花は末永く暮らしていたと言う。。。
この後の結婚生活を覗いてみたいところですが、次回!