ハニ【妖魔】
綾瀬 りん
ハニ【妖魔】
綾瀬 りん
綾瀬 りん
ハニ【妖魔】
綾瀬 りん
ハニ【妖魔】
ハニ【妖魔】
ハニ【妖魔】
綾瀬 りん
『ジャっ!邪神鬼…さま』
とある男が邪神鬼の前で頭を垂れた
『や、敗れたようです』
『ほう…』
邪神鬼は機嫌が悪い様だった
『ならばお前がやってこい』
『し!しかし…』
『やってこいと言ったらやってこい!!次…反抗したら、命がないと思え』
男は深く顔を下げた
『ですが、何をすれば…』
『それを考えるのが、お前の役だろう?』
邪神鬼はそう言い、男の方を向いた
『あぁ、忘れていた』
そう言って男の前へ立った
『失敗しても…命はないと思え』
男は頭を垂れたまま、
『し、失礼しました』
下がっていった
愛咲 ランド
愛咲 ランド
ノゾミ【妖魔】
愛咲 ランド
ノゾミ【妖魔】
愛咲 ランド
昔あるところに
お地蔵様がいた
そこに、ある隊士がやってきた
それから一つ、山で採れたリンゴを供え、帰っていった
またある日も、また、また…
別の人がやってきた
そして…なにかをお供えした
しかし、ある日を迎えてから
誰一人、来なくなった
まっても、まっても…
数百年…まっても…
誰も来はしなかった
しかし、今
一人の男がやってきた
『どうか…あの人間たちを…処分してください』
『無理だったら…よいので………』
『どうか……邪神鬼様の目から…逃れさせてくださいまし…』
そう言って、飴を一つ、お供えした
『人間界ではよく売られているようですが…』
『ここでは、飴はワインより高価なのです』
『どうか…お助けください』
そう言って、男は帰っていった
お―――――
お――ちゃ―
お―ちゃん
お兄ちゃん!!!
レイン【妖魔】
たっ!助けて…
助けてってば!!!
!?!?!?!
ありがとう…今まで…幸せだったよ
僕のことは気にしないで
神様の仕事、頑張ってね
お地蔵様、どうか、
僕、―――の兄、レインを…
お助けください…
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
『レイン殿、ノゾミがお呼びでございます』
レイン【妖魔】
レイン【妖魔】
『邪神鬼様…今、人間のデータを取りました』
『…』
『…』
『て…電話してないのに、答えないか』
『さっ…攻めに行きましょうか』