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8.26
橙
橙
橙
橙
山田先生
橙
橙
山田先生
山田先生
橙
山田先生
山田先生は、そう口にした
橙
橙
山田先生
橙
今大部屋にしてしまうと、自分の身にどんなリスクが降り掛かってくるのか
そんなこと、考えなくてもわかっている
橙
山田先生
少し、山田先生が寂しそうに笑っている気がした
昼過ぎに、母が面会に来てくれた
俺の体調が良くないことも考慮して、面会は病室の中。
松本さんのベッドの方を見ると、彼の姿はなかった
きっと、検査か何かだろう
橙の母
橙
橙の母
橙の母
橙
橙の母
橙
橙
橙の母
橙
短い時間だったけど、母の姿を間近で見れてよかった
他の誰とも違う、安心感がある
橙
橙
橙
俺は、ただただ日記の表紙を見つめている
橙
橙
毎日のように、自分の動画や配信にタイトルをつけるような活動をしている分、
日記のタイトルが思い浮かばないことには驚いてしまった
橙
橙
橙
俺はこの思いを、ペンに込めた
8.26 体温、最高で38.1。今日はただただ吐いた。特に抗がん剤後と苦い薬を飲んだ後。食事は相変わらず。それと今日の昼に気づいたのだが、枕に髪がパラパラと落ちていた。やっぱ抜けるんだな。同じ病室のHそんに『思い切って坊主にしたら?』と言われた。どうやらただ抜けるのを待っていると髪同士が絡まって地獄のようになるらしい。けどまだ髪の毛には期待したいし、なんだかんだ俺の髪はライブとかでリスナーさんとの思い出が詰まっていることもあるから、まだ坊主にはしない。Hさんはパラパラと抜け始めてから数日後、ごっそり抜けると言っていたので、その時にする。 母との面会。今回の病気のせいでめちゃくちゃ不安にさせてしまい、母の体調が悪化してしまうのではないかと危惧していた分、改めて変わっていない姿を見れて安心した。でも、やっぱり無理して笑っている感が否めない。早く母を安心させたいと強く思う。 この日記のタイトルを今一度考えてみたが、全く思い付かなかった。何故だろう。それすらも分からない。きっと、この病気との闘いの最後に近づいたら思い付くのではないか。まあ、その最後がどういう意味なのかは予想もつかないが。 明日から無菌室。個室になることは正直嬉しいし、安心する。しかし、話し相手がいないということは辛いのかも知れない。けど、俺には画面の先に、居場所がある。リスナーさんがいる。それだけで俺は幸せ者です。