その日少女は、一人で留守番をしていた。
テレビでは、ある凶悪犯が脱走したニュースを盛んに報じていた。
夜もふけ、そろそろ眠ようと少女は家の戸締りを確認して、愛犬と一緒にベッドで眠りについた。
日頃から、愛犬は寝ている少女の手をナメることがあった。
その日の夜も、自分の手がナメられているのを感じたが、少女は気にすることなく眠り続けた。
翌朝、少女がバスルームへ行くと、そこには切断された愛犬の頭がシャワーヘッドからぶら下がっていた。
少女
そしてバスルームの壁には、赤い血でこう書かれていた。
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